最先端ゴルフサイエンス|飛距離アップするスイング&インパクトの作り方
最先端テクノロジー『Jacobs3D』が解明したパーフェクトインパクトへの道
2020/05/04 ゴルフサプリ編集部
プロはみな、切り返しからダウンスイングで「尻→胴体→腕→クラブ」の順に動いている。クラブの動きは体の動きに比べて圧倒的に大きい。
スイングはクラブの3つの軸線上におけるクラブの直線運動、および回転運動でできている。クラブの動きとエネルギーの出し方や方向が物理学で解明された。
クラブを効率良く動かすには、ヒジからクラブヘッドが物理的に一体化するようショートサムで握ることを基本とする。
プロのようにきれいに振り抜けるのはクラブの重心をコントロールできた結果。扱いづらい偏重心の道具をどう使うかでスイングは決まる。
手元の動きとヘッドの動きにはラグがある。そのため、手元とヘッドがテークバックでこのように動くことはない。スイングの本質はこれをコントロールすることとも言える。
内側の黒点がハブパス。ジェイコブス3Dでは右グリップと左グリップの接点をハブと呼ぶ。そのハブが描く通り道、3次元曲線をハブパスという。
効率的なスイングの切り返し時点でのエネルギーの多くは、グリップエンド方向へのγフォースと上方向へのαフォースとして観測される。結果としてグリップは飛球線と反対方向へ移動する。
PGAツアーのプレーヤーはみな体の動かし方が違うが、切り返しからデリバリーポジションまでクラブはほぼ同じアタックアングルとパスをたどる。このプロセスで正しいポジションにヘッドがないと、正しいベクトルでエネルギーが伝わらないことの証だ。