アイアンのダウンブローをマスター!打ち方のコツを森守洋&赤坂友昭が解説
【本家本元によるスペシャルレッスン】
2020/07/05 ゴルフサプリ編集部
お尻を上に向けて腰のツケ根から上体を前傾させる。下半身を踏ん張りすぎないように注意。
スクワットの正しい姿勢のように骨盤を前傾させよう。
骨盤前傾の構えをつくればクラブをダウンブローに振り下ろせる。
スクワットでは腰を立てて両ヒザを前に出すような姿勢はNG。こうした構えになっている人が多い。
骨盤が立ったアドレスではクラブを横に近い角度で振りやすく、ダウンブローに打てない。
体の正面にグリップがあるとして、ごく自然に握ろうとすると両手を横から添えるように握るはずだ。
真正面のグリップに対して体勢を崩してまで不自然な握り方をする人はいない。
ダウンブローに打つにはスクエアグリップがオススメ。左手を少しかぶせる程度がベストだ。
クラブの動きを邪魔しないでスイングしやすいから、自然にフェースターンできる。
左手のヒラでグリップエンドを押さえてアドレスの姿勢をつくろう
左手を押し下げればテコの原理でコッキングが働き、クラブヘッドが自然に上がっていく。
テークバックの始動から体をいきなり回そうとするのはNGだ。
右腕を思い切り真下に下ろすと、左腰が自然に切れる。腕主体の動きで下半身が勝手に動いてくれるのだ。
目標方向にパンチをくり出すイメージでは体が早く開いてダウンブローに打てない。
バックスイングでは右ワキ腹が伸びて左ワキが縮み、ダウンスイングは右ワキ腹が縮んで左ワキが伸びるのが正しい回転のイメージだ。
インパクトまで左手がスムーズに下降すると左手首が手のヒラ側に折れる。これがダウンブローにとらえるコツ。
フェードヒッターの場合、後ろからグリップエンドが見えないケースもあるが、見えるのがベストだ。
右足体重で腰が引けてカット軌道になると、後ろからグリップエンドが見えない。
ダウンスイングの途中で手元が止まると左手首が背屈してしまう。フェースが開く上に、フェースターンもできない。
クラブを自然に下げると少し傾くことがわかる。グリップエンドとヘッドの中心を結ぶラインが垂直となるためだ。
クラブヘッドの重心移動によって緩やかな円軌道を描く。クラブフェースが返って見えるが、軌道に対してフェースは長くスクエアに保たれる。
グリップを固めてフェースを真っすぐ動かそうとするのはスクエアの勘違いだ。ダウンブローに打てないし、フェースが開いてしまう。
ショットの安定性は世界でもピカイチのR・マキロイ。理想的な角度からクラブを振り下ろし、球を正確にダウンブローにとらえている。
ドライバーもインパクトまでグリップがクラブヘッドに追い越されないようにハンドファーストに打つのが大原則だ。
低くコロがすアプローチではテークバックでコッキングを使い、ロフトを減らすイメージでダウンブローに打とう。
クラブヘッドがグリップを追い越してしまうとハンドレートのインパクトになる。
球を上げようとしてハンドレート型のインパクトになるとザックリやトップなどのミスが生じやすい。
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