「飛ばない」「上がらない」の悩みは「飛び系アイアン」で解消
向江寛尚の 「知っ得!! アイアン・スキルアップ学」 Vol.9
2020/10/14 ゴルフサプリ編集部
『オノフ アイアン 黒』の7番アイアンのロフト角は32度のノーマル仕様となっている。
『オノフ アイアン 赤』の7番アイアンのロフト角は28度と、かなりのストロングロフトだ。
今年9月リリースの『オノフ アイアン 赤FF』。7番アイアンのロフトは25度まで立っている。
『オノフ アイアン 黒』のクラブヘッド。中空構造だが、他の2タイプと比較するとそれほど低重心ではないことがわかる。上級者好みの造りといえる。
『オノフ アイアン 赤』はポケットキャビティ設計。ロフト角を少なめにし、ソールを幅広くしてボールが上がりやすく、飛距離も十分に出るという。
『オノフ アイアン 赤FF』は従来の『オノフ アイアン 赤』の構造に改良を加えた新時代のアイアン。ヘッドスピードが速くない人にも驚きの飛びが実現する。
すくい打ちになりやすい人は、構えたときよりもインパクトでロフト角が減ってしまう。ストロングロフトの飛び系アイアンは、こうした欠点をカバーしてくれる。
スイングがしっかりしている人はダウンブロー、かつハンドファーストにインパクトできる。そのため上級者向けのアイアンはロフト角が多めとなっている。
今のスイングのままでもっと飛ばせるようになりたいのか、しっかりしたスイングを身につけてレベルアップをはかりたいかで、使うアイアンを選ぶといい。
アッパーに打とうとして、極端なすくい打ちになるのは避けよう。ダフリやトップが生じやすく、距離感の安定につながらない。
アプローチは出球の高さで距離感をコントロールするが、その感覚はアイアンショットも同じだ。
アイアンはどの番手でも同じスピードと力感で振ることがもっとも重要。結果的に番手ごとの出球の高さを把握しやすくなり、縦の距離感がそろってくる。