グリーンが硬い冬のアプローチは「コロガシ作戦」でスコアがまとまるよ!
絶対に知っておきたい冬のコースマネジメント&スイングテクニック VOL.4
2023/01/24 ゴルフサプリ編集部
夏はSWを使ってボールを上げることが多い人も、冬はできるだけ低くコロがそう。
冬が風が強いことが多いので、上げるよりコロがした方が絶対有利だ。
サンドウェッジ(右)よりもロフト角が少なく、ソールが薄めのピッチングウェッジ(左)や9番アイアンを多用しよう。
コチコチに硬いグリーンは、ファーストバウンドで5ヤードは跳ねると考えよう。
グリーンの表面を手のヒラで触るのはダメだが(左)、手の甲で軽くなでる範囲ならOK。
グリーンの硬さを見たいなら、グリーンフォークをさしてみるのが一番だ。
ボールを低く打ち出したいときは狭いスタンスで構える(左)。広すぎるスタンスは下半身が動きやすいので避けよう(右)。
「イチ」でテークバックし、「ニ」でインパクトする速めのリズムで打とう。
カラダの軸をキープし、胸を右に回してテークバック。腕や手は使わない。
ボールを上からとらえやすく、自然とハンドファーストのインパクトが作られる。
ボールが低い角度で飛んでいく。冬はこうしたアプローチが効力を発揮する。
フォロースルーの意識はいらない。クラブヘッドが自然に低い位置で止まればOKだ。
グリーンが比較的柔らければSWで上げるアプローチもいい。この場合は「イチ、ニ〜、サーン」のゆっくりめのリズムがコツ。
高さを出したいアプローチはスタンスを広めに。テークバックでは腕や手を使わず、胸を右に回して上げていこう。
広めのスタンスならクラブヘッドの入射角が鈍角になり、ボールが高く上がりやすい。
「サーン」を入れたゆっくりめのリズムも、高さを出しやすくするポイントだ。
ボールを上げるアプローチはフォロースルーも自然と高い位置へと振り抜かれる。