ボールを真っすぐ打つ練習は「上りのちょいスラ」で。パットは“持ち球”と同じイメージで打つといい
あなたもパター巧者になれる!藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方 最終回
2024/04/12 ゴルフトゥデイ 編集部
ストレートに近い上りのスライスラインでカップの左端内側を狙って打つ。
練習でも本番でもスパットを設定しそこに向けて真っすぐ打ち出す。
カップの左端内側を狙い、傾斜の度合いにより、やや左サイドか真ん中からカップインさせる。ボールの後方に立ち、シャフトを垂直にしてスパットの位置を決めるのが藤田流。
グリーンの傷痕や芝の濃淡などをスパットにして、ボールの30~50センチくらい先に設定する。ロングパットはやや遠めに、ショートパットは近くに設定してもOK。
グリーンの外側からおおまかな傾斜を見る。グリーンに上がると足元の傾斜などによって錯覚が起こるので要注意。
カップとボールの位置関係(高さと距離)を見て、上りか下りか、フックラインかスライスラインかを予測する。
カップ周りの傾斜も入念にチェック。素振りをしながら、最後のボールのコロがりをイメージするのが藤田流。
グリーンを読む時は、傾斜の下側(低い位置)に立ってラインを見ることが基本。上側(高い位置)に立つと下りのラインに見えてしまい、タッチが弱くなるので注意しよう。
狙ったところにボールを真っすぐ打つ。これが一番大事。
入れごろ外しごろの距離をいかに決めるかがスコアメイクのカギ。「私は1.5~2メートルをよく練習しますが、アマチュアの皆さんは1~1.5メートルでもOK。自信を持って打てるように練習しましょう」(藤田)