クラブが上がり切る前に下ろす! 「上と下」のパワーの引っ張り合いで飛ばしのタメを生む!【ドラコンプロ・小井土峡太】
名コーチたちが教える飛ばしのテクニック小井土峡太コーチ(2)
2025/03/06 ゴルフトゥデイ 編集部
トップまで大きく上げずに、ジョン・ラームのイメージで低い位置からクラブを勢いよく振り下ろす素振り練習をしよう。実際にボールを打つのもいい。
切り返しで腕を真下に下ろせばクラブは慣性でそのまま上に向かい、引っ張り合いのパワーが発生する。これが大きなタメを生み、クラブの加速スピードがアップする。
竿を振り上げる途中で手元を投げる方向に動かす(左)。竿がしなって、釣り糸を遠くに投げることができる(右)。
クラブが上に向かう途中の過程で、手でクラブを引き下ろせば上に向かう力と下に向かう力が拮抗して、自然にトップに見えるポジションへと導かれる。
グリップは両手とも小指側を強く握らないで、親指と人さし指でつまんで持つような感覚がいい。
左手小指側を少し緩めておけば切り返しの引っ張り合いが生じやすく、シャフトをしならせやすい。
左手小指側を強く握るとクラブの動きが制限されてリリースが早くなって引っ張り合いが生まれにくい。