バックスイングからトップまで頭の位置が動いていないので、体の軸が安定している。背骨を軸に上半身を回すとこういう形になる。
ダウンスイングでは右足の蹴りを抑えることによって右腰が下がったり、上がったりすることなく、水平に保つことができる。
体重移動やタテ方向の蹴り上げで飛ばすというよりも、体の回転スピードで飛ばすタイプ。体幹が強いので回転だけでも飛距離が出せる。
バックスイングでは左腕が地面に平行になるタイミング(写真04)でコッキングが完成。トップもコンパクトなポジションにおさまっている。
腰の位置も高めで、ほとんどヒザを曲げていない。体の重心がやや高めにあることで回転スピードを上げやすくなる。体重移動するタイプは重心が低い。アドレスとインパクトの手元の位置がほとんど同じなのでクラブのライ角も変わらず、打点が安定する。