「良肢位」(りょうしい)とは身体にとって自然な、気持ちのよい姿勢。つまり合理的な「機能的な基本肢位」を表す。手関節のしわに対して第3指の向きがほぼ直角になるような位置取り。
左手グリップは写真の点線、MP関節に沿ってクラブグリップをあて、第5指に力を入れて5指:4指:3指=3:2:1の力加減で握る。
手関節が弓なりに上方向に反るような過伸展にしてはいけない。手関節のしわに対して中指の向きが直角になっておらず、手関節に過剰な負荷をかける握り方。
「左手の3支持」を構成するのは(1)左小指(2)左母指球(3)左母指。
左手グリップと同じく母指球を維持しながら、生命線を左の母指の上に乗せるようにし、右手関節線と左母指基節骨根元が同じ位置関係を保つようにする。
クラブのグリップの上面を時計の12時と見立てた場合、母指球を維持しながら親指を12時~2時くらいの位置に置く。