アプローチのミスは打ちたい球が打てる構えを作れば激減する! アドレスが決まったら緩まずに打つだけ!
スコアが5打よくなる! 藤田寛之が教える寄るアプローチの極意 第14回
2025/05/22 ゴルフトゥデイ 編集部
球の落とし場所だけでなく球の高さやスピードをイメージすることが重要。
打ち急がずリズムよく振ることが基本!
ボール位置は右足の前。スタンスはスクエアか、ほんの少しオープンにする。スタンス幅を狭くして、やや左足体重に。ハンドファーストの度合いを強くする。
ボール位置は真ん中か、左足寄り。高く上げる時ほどフェースとスタンスをオープンにする。シャフトの傾きが地面とほぼ垂直になるように構える。ややハンドレイトにするとより高く上がる。
インパクトが緩んだりしてルーズになる人は、フォロースルーでヘッドを低く出すか、位置を決めてピタリと止める。これはヘッドの入り方を安定させる効果もある。
苦手な人は、結果を見ようとして頭が早く上がりやすい。また、ボールをすくい上げようとして体が右に傾いてしまう。
左ワキの締めがあまい(開く)と、インパクトで手が体から離れてしまい、ミート率が低下。大きなミスが出てしまう。
右手1本で振ると、クラブがインサイドから正しく下り、入射角がシャロ―になる。この動きを理解したらクラブを両手で握り、同じ感覚のままボールを打つ。
クラブが外側から下り、入射角が鋭角になり過ぎるため、ボールが正しくつかまらない。
左手で右の上腕を押さえるのがコツ。右手や右ヒジが体の近くを通り軌道が安定する。
インパクトでフェースにボールが乗る感覚をつかむことが上達の極意。右手の動きを意識すると、この感覚がつかみやすく、球の高さやスピン量がコントロールできるようになる。
アプローチ練習場では、左足下がりの傾斜を探してボールを何球も打ってみよう。傾斜に沿って振れば、クラブが下から入るミスが直り、スイングの基礎が身に付く。