ドローヒッターの山下美夢有はフラット軌道で打つことによって、インサイド・アウト軌道を安定させやすい。
インパクトはアドレスよりは手元が高くなっているが、それでも他の選手に比べるとフラットな軌道で打っている。
アドレスから動き出した一瞬は少しゆっくりした動きで手首に角度をつけている。写真03のときに左肩からヘッドまでが一直線になり、そこからバックスイングがはじまる。
ハーフウェイバック(写真04)ではフェースが真下(地面)を向くくらいシャットフェース。インパクトまで右手を背屈、左手を掌屈させる角度をキープしている。
背中を回転させることによって軸が傾かないので、歩き出せそうなフォロー、フィニッシュになる。 フォローの腕や肩の動きはライン出しをするショットに近い。