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スコア80台で回れるゴルファーの、ゴルフ練習場の上手な使い方!|第1回

《全3回》第1回

2019/03/15 ゴルフサプリ編集部

アベレージゴルファーのほとんどは、コースで役立つ練習をしていない!?打席の選び方、考え方をちょっと変えるだけで、あっという間に上達できる。

なかなか100が切れない!常に80台で回れない! とお嘆きのアナタに、明日のゴルフにも役立つ、練習場のトリセツをお届けしよう。

●第1回「正しく構えるための法則」
●第2回「80台で回るための練習内容の法則」
●第3回「飽きずに集中して練習するための法則」

練習する打席は2階以上がベター!

1階打席は右肩が下がりやすいからダメ!

球を高く上げようとする意識が強くなり、目線が上がりやすくなって、右肩が下がった構えになりやすい。

2階、3階打席は両肩を平行に構えやすい。

目標が目線より下にくるため、球を低く打ち出す意識が強くなる。目線も低くなり、右肩が下がった構えになりにくいから◎!

スライサーは左端の打席で打とう!

スライスを直すなら、左端に近い打席で、フックを打つ練習をする。

最初は大きく曲がるフックで構わないが、その曲がりが小さくなるように練習する。左のネットに打ち出さないように右に打ち出す練習をしよう。

正しく構えるには、2階打席以上、スライサーは左端の打席が第一法則。

トッププロは両肩をほぼ地面と平行にして構えます。これならダフリ・トップといったミスは起こりにくく、体がスムーズににターンしやすいので、飛距離も方向性も安定します。

それに対してアベレージゴルファーのほとんどは、軸が左右に傾いた構えになりがち。スライスが直らない、ダフリが多いという人は、たいてい右肩が下がった構えになっています。
 
1階打席だと、球を上げる意識が強くなり、より右肩が下がりやすくなるので、2階や3階打席を選択しましょう。これが『80台で回れる練習場活用法』の第一法則です。

スライスを直す時は、左端に近い打席を選び、インサイド・アウトに振り、フックを打つ練習をしてください。最初は曲がりが大きいフックで構いません。曲がり幅が少ないドローが打てるようになったら、しめたものです。

指導
田島創志(たじま・そうし)
1976年9月25日生まれ、42歳。2003年に「久光製薬KBCオーガスタ」でツアー初優勝。一昨年はチャレンジツアーの「Novil Cup」でも優勝。歴代総理大臣を2人輩出している群馬県・高崎高校出身。日大卒。171㎝、70㎏、B型。 所属/ニドムクラシックC

※第2回は「80台で回るたの練習内容の法則」について紹介します。お楽しみに!

取材協力/サザンゴルフガーデン(東京都・町田市)

GOLF TODAY本誌 No.526 46〜50を再編集したものです。