スコア80台で回れるゴルファーの、ゴルフ練習場の上手な使い方!|第2回
《全3回》第2回
アベレージゴルファーのほとんどは、コースで役立つ練習をしていない!?打席の選び方、考え方をちょっと変えるだけで、あっという間に上達できる。
なかなか100が切れない!常に80台で回れない! とお嘆きのアナタに、明日のゴルフにも役立つ、練習場のトリセツをお届けしよう。
●第1回:「正しく構えるための法則」
●第2回:「80台で回るための練習内容の法則」
●第3回:「飽きずに集中して練習するための法則」
たくさん球を打つ必要はない!「上半身の入れ替え」を覚えれば、早く上達する!!
上の写真のように体を回すのではなく、上半身を入れ替えるイメージを会得すると上達は早い!
100が切れない人は、たくさん球を打って「クラブを使って球を打つ」という感覚を体に覚えさせましょう。しかし、常に80台で回りたいという人は、一度に200球も300球も打つ必要はありません。打つ球数は少なくてもいいので、下半身(土台)をしっかりさせ、“体を回すのではなく、上半身を入れ替える”という体の動きを確認しましょう。これが第二の法則です。
バックスイングでは……
土台(下半身)を動かさず、「右肩を引く」ように上半身だけを動かそう。
フォローでも……
土台(下半身)を動かさずに、「左肩を引く」ように上半身だけを動かそう。
上半身を入れ替える動きを手に入れたら、そこから体と腕が離れないようにして、体の動きと腕の振りが一体化するようにクラブを振ることを覚えましょう。それを体得するには「9番アイアンのハーフスイング」が効果的です。
体と腕の振りがバラバラだと真っすぐ球が飛びません。このハーフスイングで真っすぐ飛ばせるようになったらOK。
ゴルフは「球をコントロールして狙った場所に落とす」スポーツ。腕だけを振りすぎることなく、ドライバーでもアイアンでも、コントロールして飛ばすことを覚えましょう。
指導
田島創志(たじま・そうし)
1976年9月25日生まれ、42歳。2003年に「久光製薬KBCオーガスタ」でツアー初優勝。一昨年はチャレンジツアーの「Novil Cup」でも優勝。歴代総理大臣を2人輩出している群馬県・高崎高校出身。日大卒。171㎝、70㎏、B型。 所属/ニドムクラシックC
※第3回は「飽きずに集中して練習するための法則」について紹介します。お楽しみに!
取材協力/サザンゴルフガーデン(東京都・町田市)
GOLF TODAY本誌 No.526 46〜50を再編集したものです。