スコア80台で回れるゴルファーの、ゴルフ練習場の上手な使い方！｜第3回

アベレージゴルファーのほとんどは、コースで役立つ練習をしていない！？打席の選び方、考え方をちょっと変えるだけで、あっという間に上達できる。

なかなか100が切れない！常に80台で回れない！ とお嘆きのアナタに、明日のゴルフにも役立つ、練習場のトリセツをお届けしよう。

●第1回：「正しく構えるための法則」
●第2回：「80台で回るための練習内容の法則」
●第3回：「飽きずに集中して練習するための法則」

ゲーム感覚を取り入れて 集中力を切らさずに練習する！

①30ヤード地点と90ヤード地点というように、球を落とす地点を変えて打つ。

アプローチショット→ハーフショット→フルショットというように、一球一球、落とす地点を変える練習は、距離感を養うのに最適。

②後方から目標を決め、構えたら“モジモジ”しない！素振りもせずに、すぐ打つ。

きちんと狙いを定めることで方向性もアップするし、構えたらサッと打つことで、リズムよく打てるようになる。

③右端、真ん中のポール、左端のポールというように、狙う方向を変えて打つ。

スライスボールで右端のポールを狙ったり、左端のポールを狙ったりすることで集中力を切らすことなく、ゲーム感覚で練習できる。

コースでリズムが早くなっても対応できるように、あえて早く打つ練習も効果的！

一本のクラブで何球も打ち続ければタイミングも合いやすく、ナイスショットが出る確率が高くなりますが、効果的ではありません。練習で飽きる原因にもなります。

練習する時には一球たりとも気を抜いた球を打たないこと。集中力を切らさないように、飽きないように、いくつかのゲーム感覚の練習を組み合わせながら工夫するのが第三の法則です。同じリズムで打つことを常に心がけ、9番ではいいリズムで打てたのに、7番に変えたらミスが多くなったりしたら、もう一度9番に戻りましょう！

また、コースではリズムが早くなりがちなので、敢えて早いリズムで打ってもナイスショットが出るように、練習することも大切です。

指導
田島創志（たじま・そうし）
1976年9月25日生まれ、42歳。2003年に「久光製薬KBCオーガスタ」でツアー初優勝。一昨年はチャレンジツアーの「Novil Cup」でも優勝。歴代総理大臣を2人輩出している群馬県・高崎高校出身。日大卒。171㎝、70㎏、B型。 所属／ニドムクラシックC

取材協力／サザンゴルフガーデン（東京都・町田市）

GOLF TODAY本誌 No.526 46〜50を再編集したものです。