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正しいコックを覚えよう。突然の大曲がりは「ティペグ」が防ぐ【春に上手くなるアイアン】

春の初ラウンドに向けたゴルフ練習方法|第5回 アイアン練習法②

2024/04/23 ゴルフサプリ編集部

ゴルフのベストシーズン到来!冬の間になまった感覚をとりもどして、春の初ラウンドでも大叩きしないための、とっておきゴルフ練習方法を紹介。ドライバーからアプローチまで“これさえやっときゃなんとかなる!” 簡単&即効ドリルを全7回でお届け!!

突然の大曲がりをなくすアイアン練習法 〜ティを刺してスイングして、正しいコックを身につけよう!

テークバックとフォローでティをボールに向けるように打つ。

突然の大曲がりが出てしまう人は、軌道がバラバラで手打ちになっているケースが多いのです。軌道を安定させるには、正しいコックの仕方を身につける必要があります。

アドレスでは手が上、ヘッドが下という関係にありますが、テークバックとフォローでグリップが胸の位置にきた時は、シャフトが立ってヘッドが上、手が下になります。しかも、シャフトが立った時は、グリップエンドの指す方向が、ボールを向いているのが肝心。

体の回転にコックを使ったヘッドの上下動が加わることで、ヘッドスピードが上がって飛距離が出るようになります。

ティがボールに向けられると軌道が安定

テークバックとフォローでティがボールをさせば、クラブが立ってスイング軌道が安定する。

ティの向きがボールから外れるのはNG

グリップエンドの指す方向に無頓着だと、スイング軌道がバラバラになって大曲がりショットは修正できない。

ここがポイント! テークバックやフォローで親指を空に向けよう。

テークバックやフォローでグリップエンドがボールに向けるために、左手親指を空に向けるようにしシャフトを立てていこう。

ここに注意! 左手親指が外を向くと正しい軌道から外れてしまう。

左手親指が立たずに外を向いていると、正しいコックができておらず、軌道は安定しなくなる。

【チェックシート】(自分で診断して星の数を入れてみよう)
練習成果の目安:球筋が揃ってきたらOK!

シャフトが立っているか見直そう。7番アイアンでハーフショットをして、スライスしたりフックしたりせず、球筋が揃ってきたら上手く打てている証拠。

結果:☆☆☆☆☆

(5球を5回打って球筋がそろっていたら★、そろってなければ☆)
★3個以上を目指して練習しよう

堀尾研仁
1971年4月16日生まれ。岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事してゴルフティーチングの世界に入る。2001年に独立。2002年からツアープロ帯同コーチとして活動を始め、田島創志、高橋竜彦の初優勝や、谷口徹の海外での活躍に貢献する。ツアープロコーチとして活動しながら、アマチュアゴルファーのためのKEN HORIO GOLF ACADEMYを運営している。

取材協力/トーキョージャンボゴルフセンター

GOLT TODAY本誌 No.538 42~55ページより

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