実力派美人アマ“澁澤莉絵留”の『いざ!! プロテスト挑戦!!』|第9回
女子ツアーを席巻する98年生まれの「黄金世代」に続き注目を集める、2000年生まれの「プラチナ世代」。今年高卒1年目で、秋には初のプロテストが待っている。
すでに出場するレギュラーツアーで活躍し脚光を浴びる選手も多く、中でもハイスペックなビジュアルを兼ね備えた「澁澤莉絵留(しぶさわりえる)」は注目の的。
そんな彼女が今、プロテストに向けて直面している課題や取り組んでいるトレーニングなどをここだけで紹介!! ぜひお見逃しなく!!
無事に「LPGAプロテスト第2次予選」(10月8日~11日)、通過しました~! C地区(有馬カンツリークラブ・兵庫県)にて挑戦し、初日3アンダー、2日2アンダー、3日目イーブン、最終日3アンダー、トータル8アンダー5位という成績でのフィニッシュでした。もともと第2次予選は厳しい戦いになると思っていたので、4日間オーバーパーを打たないことだけを考えてプレーしたことがよかったかなと思っています。
というのも、私は4日間競技だと初日、2日目が良く、3日目少しペースダウンする傾向があります。そのとおりに、3日目はなかなかバーディパットが決まらず我慢のゴルフでした。しかし、その中でバーディを無理に取りに行くとボギーが出てしまうので、待って耐えるゴルフに専念。おのおかげでオーバーを叩かず、最終日も気持ちに余裕をもったままスコアを伸ばすことができました!
一番苦労したのはアプローチです。会場の有馬カンツリークラブは、グリーン周りやセカンドのラフの芝が“ティフトン”という種類で、私はこの芝がもともと苦手……。練習ラウンドでも苦戦していたのですが、前日にコーチの重田栄作プロからLINEで念入りにアドバイスをいただいたおかげで、アプローチをしたホールのうちボギーは1度だけ、あとはすべてパーを拾うことができました!
具体的に言うと、ティフトン芝というのはアメリカでよく使われている芝なのですが、細いモジャモジャのからみつく芝なので、ヘッドが抜けづらく飛びません。その対策としては2種類の打ち方が有効で、「フェースを少し開いてバンカーのように手前から芝ごと打つ」か、「フォローでヘッドを走らせずに強いインパクトにするか」です。この2つを状況によって使い分け、大きな関門をクリアすることができました。
また課題だったパターは、毎日、パッティンググリーンの練習ができる17時30分ギリギリまで残って入念に練習! その成果か、試合ではチャンスでしっかり決められたり、シビアなパーパットも決めることができて充実した4日間になりました♪
澁澤 莉絵留
しぶさわ りえる
2000年12月24日生まれ。
160㎝。A型。群馬県出身。
得意クラブはドライバー。
沖学園高校卒業。
(主な戦績)
2014年群馬県ゴルフ選手権優勝
2015年関東中学校ゴルフ選手権優勝
2018年全国高等学校ゴルフ選手権3位
2018年九州ジュニアゴルフ選手権3位
2019年日本女子アマチュアゴルフ選手権競技20位タイ
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