アマチュアの2大ミス徹底解決|ショートウッドでラクしよう!! Part1
アイアンだとどうしてもダフっちゃうそんなアナタに提案です!
ショートアイアンはまだしも、6・7番アイアンになると、途端にミート率が下がって“ダフリ”が出るというアナタ!いっそのことミドルアイアンの距離は、ショートウッドに頼ってみてはどうでしょう!?
●アマチュアの2大ミス徹底解決|ショートウッドでラクしよう!!
Part1:アイアンだとどうしてもダフっちゃうそんなアナタに提案です!
Part2:女子プロが教えるショートウッドの打ち方①
Part3:女子プロが教えるショートウッドの打ち方②
ソール幅の広さがダフリを軽減させる
150~180ヤード、番手でいえば7~5番アイアンの距離をダフることが多いのであれば、いっそのことショートウッドを持ってみてはどうだろう。
7番ウッドのロフト角は21度前後で、3~4番アイアンに相当する。9番ウッドは24度前後で5~6番アイアン相当となる。得られる飛距離は個人差はあれど、だいたいミドルアイアンからロングアイアンの距離をカバーしてくれるだろう。 しかも、アイアンよりも広いソールが機能し、多少のダフリはなかったことにしてくれる。
また、ボールが拾いやすく、上がりやすいヘッド特性は、ゴルファーにとって安心感をもたらす。この「ちょっと芯を外しても、それなりに飛ぶ」という安心感によって、ダフリが抑制され、ナイスショットの確率が高まることは間違いない。
距離のあるセカンドショットやパー3ホールで、十分な飛距離と高さでグリーンを狙えるショートウッド。ダフリに悩む人は、二人の女子プロによる“打ちこなしレッスン”を参考にしてもらい、ぜひ試してほしい。
ソールの広さと''飛ぶ・上がる''の安心感がダフリを寄せ付けない!
解説:小倉勇人
ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店の店長。クラフトマン、クラブフィッターであり、雑誌の編集・執筆業も行うゴルフライターでもある。愛称は「オグさん」。
ショートウッドのダフリ軽減メリット1
ボールの上がりやすさが気をラクにしてくれるんです!
ショートウッドは重心深度が深く、アイアンよりもラクにボールが上がる。この事実が、ムダなリキみをなくし、ショットの成功率を高めてくれる。
ショートウッドのダフリ軽減メリット2
多少ダフっても広いソールがカバーしてくれます!
アイアンよりもソール幅が広いということ。これが、アイアンよりもショートウッドがダフりにくい、最も大きな要因だと言えるだろう。
ショートウッドのダフリ軽減メリット3
アイアンよりもちょっとだけ長いから飛距離が出ます!
アイアンとウッドの7番の長さを比較すると、前者は37.5インチ前後、後者は41.5インチ前後となる。この長さの違いが飛距離に現れる。
スインガータイプはショートウッドとの相性がいい
ショートウッドは、どちらかといえば、ヒッタータイプではなく、スインガータイプに適している。また、最近、ヘッドスピードが落ちてきた、という人にもピッタリ。ボールをつかまえるのも、上げるのも、出っ歯で重心深度の深いヘッドがやってくれるからだ。
取材トーナメント/ニチレイレディス
GOLF TODAY本誌 No.567 56〜57ページより