アマチュアの2大ミス徹底解決|ショートウッドでラクしよう!! Part3
女子プロが教えるショートウッドの打ち方②|ヘッドで大きな丸を作ろう!
「アイアンよりもショートウッドが得意」と前田。ダウンスイングでタメを意識せずに振れるからだという。この振り方がショートウッドの性能を引き出している。
●アマチュアの2大ミス徹底解決|ショートウッドでラクしよう!!
Part1:アイアンだとどうしてもダフっちゃうそんなアナタに提案です!
Part2:女子プロが教えるショートウッドの打ち方①
Part3:女子プロが教えるショートウッドの打ち方②
前田陽子
(伊藤園)
まえだ・ようこ 1984年11月26日生まれ。徳島県出身。2008年プロ入会。14年の「伊藤園レディス」、15年の「サマンサタバサ」で優勝。今季はQ Tランク3位でツアー前半戦に参戦。
ショートウッドはタメを作らないほうが飛ぶ
アイアンよりもウッドが好きなので、ショートウッドは多用しています。アイアンのように、タメを作ってヘッドを上から入れようとしなくてもいいので打ちやすい。特にヘッドスピードの遅い人にはいいと思います。
スイングで気をつけているのは、ダウンスイングで大きな丸を描くこと。ヘッドを遠回りさせるイメージです。これができると入射角が鈍角になりソールが滑ってボールに当たる感じになるので飛びます。
ボールをつかまえようとすると、上から叩くスイングになって打球が吹き上がります。ヘッドスピードが速い人ほどそうなりやすいと思うので、タテ振りではなくヨコ振りイメージでスイングするといいでしょう。
ダウンスイングでタメを作らず、ヘッドを遠回りさせるイメージで振り下ろす
リリースを早めてソールを滑らせて!
ダウンで手元を引きつけない
本的には体の回転に合わせてクラブを下ろせばOK。アマチュアはタメを作ろうとして手元を引きつける傾向があるので気をつける。
上から叩くと吹き上がってしまいますよ
大きく振るとリリースが早まり、ボールの手前からソールが滑る。これに対し、ボールをつかまえようとしてヘッドが上から入ると打球が吹き上がって飛ばない。
アマチュアはココに注意!
ダウンスイングで振り急いじゃダメ
飛ばしたいと思うときほど、ダウンスイングで振り急ぎます。そうなるとボールを上から叩く形になって吹き上がる。ヘッドスピードが速い人ほど吹き上がるので、ヘッドを遠回りさせるようにゆっくり振りましょう。
アマチュアの2大ミス徹底解決|ショートウッドでラクしよう!! Part3(終)
取材トーナメント/ニチレイレディス
GOLF TODAY本誌 No.567 60〜61ページより