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男女プロツアーでゴルフシャフトのトレンド調査 Part4

男子編|最新モデルから旧モデルまで男子のシャフトは多様化

2019/11/22 ゴルフサプリ編集部

300ヤードオーバーのロングドライブが当たり前となった男子ツアー。ドライバーヘッドは一般アマチュアと同じモデルを使用しているが、シャフトはどうなのか?メジャーチャンプとランキング上位選手の使用シャフトを調査した。

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ニューモデルに込めた思いコンセプト&開発のウラ話

“徹底調査”ツアートレンド
男女トッププロの使用シャフト "長く押せる" "曲がらない"を重要視!?

●男女プロツアーで調査!シャフトのトレンドを探る
Part1:女子編|飛ばしの秘訣は 長く押せるシャフト
Part2:女子編|切り返しで粘ってインパクトで弾く欲張りシャフト
Part3:男子編|一番飛ぶシャフトは曲がらないシャフト
Part4:男子編|最新モデルから旧モデルまで男子のシャフトは多様化

重さは70グラムと60グラムが拮抗

高慣性モーメント化や高初速化などヘッドの進化に応じて男子プロのトレンドも変化が見られる。先端が強化されてトゥダウンや当たり負けしない最新シャフト『ツアーADXC』『スピーダーTR弐』『テンセイCKプロオレンジ』『アッタス11』に切り替える選手が多く、さらにしっかりした振り心地を求めて『ベンタス』(フジクラ)や『テンセイCKプロブルー』など海外モデルを使う選手も目立ってきた。

その一方で『ツアーADPT』や『ツアーADDI』など発売されてからかなり年月の経ったシャフトの使用者もいまだに多い。

「『PT』や『DI』はクセがないのでプロにとってスタンダードな位置づけ。一旦ほかのシャフトを使ってから戻る選手もけっこういます」(グラファイトデザイン・ツアー担当/高橋雅也さん)

また、軽硬ムーブメントも続いている。10年前の男子ツアーでは、ドライバーに70グラム台のシャフトを使う選手が8割程度を占めていたが、最近は70グラム台と60グラム台の比率が拮抗してきた。

「以前は重い方が飛ぶといわれていましたが、PGAツアーの影響もあって、いまは軽いクラブと体の回転でヘッドスピードを上げて飛ばす考え方が主流になってきました」(フジクラ/飯田浩治氏)

男子ツアー 1Wシャフト調査結果

メーカー別使用率

ロングセラーの『ツアーADPT』から最新の『ツアーADXC』まで歴代モデルが満遍なく使われているグラファイトデザインがメーカー別使用率1位。

シャフトの長さ

男子プロのスタンダードは45インチ。ミート率を重視して45インチ以下で組むプロも多い。

シャフトの重量と硬さ

ランキング上位の日本人選手は70グラム台が多いが、軽硬の60グラム台TXも増えている。

男子プロに人気の最新シャフトはコレ!

永野竜太郎|ツアーAD XC

永野竜太郎
しっかり感があるので大型ヘッドでも振りやすく、フェースのコントロールもやりやすくなりました。

木下稜介|スピーダーTR

木下稜介
スピーダーらしく、先の戻りが速いけれどしっかりした振り心地です。70から60グラムに軽くしてもスピンが増えていません。

小鯛竜也|ディアマナZF

小鯛竜也
手元の硬さがちょうどよくしなり方がシンプル。ちょっと長めで組んでもらいましたが球がねじれず真っすぐ飛んでくれます。

市原弘大|アッタス11

市原弘大
スピード感があって飛んでくれます。しなりはあるけれど、インパクトでヘッドがしっかり戻ってくれるので安心して振れます。

男子ツアー賞金ランキング上位41人 ドライバー&シャフト

※「ブリヂストンオープン」終了時


男女プロツアーで調査!シャフトのトレンドを探る Part4(終)


別冊GOLFTODAY シャフト選びの徹底ガイド&グリップ・カタログ 10〜11ページより