安田彩乃が『スライスしないドライバーショット』をワンポイントレッスン
[THEME]ドライバーで球をつかまえにいく
ゴルファーにとってスライスに対しての悩みは尽きない。明日は絶対にドローボールが打ちたい!そんな時の特効レッスンを安田彩乃が教えてくれた!
●ツアープロが解決!ワンポイント特効レッスン!
LESSON1:稲見萌寧|トップしないツマ先下がりの直し方
LESSON2:安田彩乃|ドライバーで球をつかまえにいく
LESSON3:上井邦裕|左足下がりのラフから寄せる
LESSON4:宮本勝昌|ドライバーのスライスを止める
安田彩乃 やすだ・あやの
(スリーボンド)
1995年6月6日生まれ。神奈川県出身。16年プロテスト合格。昨年ステップアップツアーで1勝。今季は「ヤマハレディースオープン葛城」14位タイが最高成績(10月26日時点)。
スライスしないドライバーショット
肩をタテ回転させれば、下半身は自然に回る
肩がタテ回転すれば下半身はヨコ回転する
私は、球をつかまえにいこうとすると体が止まってしまってアーリーリリースになってしまうことがあります。
なので、私はインパクトの時にお腹がすでに目標方向を向くように意識しています。
そのために、トップからインパクトにかけて肩をタテに動かすようにします。実は、肩をタテに回すのと、お腹を目標方向に向けることは同じ動きなのです。肩が横に回転すると、上半身が起き上がりやすくなって、フェースは絶対に開いてしまいます。
肩をタテに回せば、下半身は自然にヨコ回転するのです。体を止めないように肩をタテに回していくことを意識してみましょう。
目標に対してクローズスタンスで構える
クローズスタンスでアドレスをすると自分が打ちたい方向を基準にしたら、ヘッドは自然とインサイドから入りやすくなる。
体が止まると右肩が下がってリリースが早くなる
球をつかまえにいこうとすると、体が止まって右肩が下がってしまい、アーリーリリースですくい打ってしまう。
肩をヨコ回転にすると体が起きてフェースが開く
肩をヨコ回転でダウンスイングしてしまうと、上半身が起き上がってしまい、フェースが開いてインパクトしてしまう。
肩はタテ回転で、体を起こさない
肩をタテに下ろすイメージを持つと、下半身はヨコ回転するので、おへそを回しながらインパクトすることができる。ここで体が起きてしまうと、フェースは開いてしまうから肩のタテ回転を意識する。
GOLF TODAY本誌 No.570 88〜89ページより
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