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上井邦裕が『左足下がりのアプローチショット』をワンポイントレッスン

[THEME]左足下がりのラフから寄せる

2019/12/12 ゴルフサプリ編集部

傾斜に沿って構え、傾斜に沿ってクラブを動かすのが左足下がりから寄せるコツ。フェースの開閉を使わず傾斜なりに振るのでフォローでフェースが見える。

●ツアープロが解決!ワンポイント特効レッスン!
LESSON1:稲見萌寧|トップしないツマ先下がりの直し方
LESSON2:安田彩乃|ドライバーで球をつかまえにいく
LESSON3:上井邦裕|左足下がりのラフから寄せる
LESSON4:宮本勝昌|ドライバーのスライスを止める

上井邦裕 かみい・くにひろ
(三好CC)
1982年10月28日生まれ。大阪府出身。2010年の「KBCオーガスタ」では同一大会同一ホールで2度のホールインワンを達成。ギネス記録に認定されている。

左足下がりのアプローチショット

ヘッドを低く動かしフォローでフェースを見る

ハンドファーストや極端な左足体重はNG

プロでもボールが上がらないライなので、絶対にスイングでボールを上げようとしないこと。その代わりアドレスでフェースを開き、広めのオープンスタンスをとる。つまりボールが上がるように構えます。ハンドファーストや極端な左足体重のアドレスはNGです。

これができればあとは傾斜に沿って振るだけ。手首を使うとそうならないので体の回転でスイングしましょう。

フェースを閉じると打球が上がりませんから開閉はしない。フェースの向きは変えません。その結果フォローでフェースが見えるスイングになります。傾斜がきつくなければフットワークを使ってもOKです。

ボールが上がりづらいのでフェースを開いてオープンに立つ。フェースは目標の右に向ける。

肩、腰、ヒザなど体のラインを傾斜と平行にアドレス。必然的に左足に多めに体重がかかる。

傾斜に沿ってヘッドが低く動くとフォローでフェースが見える。ヘッドがボールを追い越すかたちでボールが上がる。

ボールを上げようとするとトップ(右)、しっかり当てようとしてヘッドが上から入るとインパクトでロフトが立って飛びすぎる(左)。

インパクト~フォローでは上体が左にターン。ソール部分で芝を擦りながら回っていくイメージ。

上体を右に向けてテークバックからバックスイングへ。手首を使って上げないようにする。


ツアープロが解決!ワンポイント特効レッスン![LESSON3|上井邦裕]



[LESSON4|宮本勝昌]へ続く

GOLF TODAY本誌 No.570 90〜91ページより