稲見萌寧が『ツマ先下がりのアイアンショット』をワンポイントレッスン
[THEME]トップしないツマ先下がりの直し方
ツマ先下がりのアイアンショットは、手元と球が離れる分、薄く当たりがちに。そんなときにぶ厚く打てる方法を稲見萌寧がレッスン!
●ツアープロが解決!ワンポイント特効レッスン!
LESSON1:稲見萌寧|トップしないツマ先下がりの直し方
LESSON2:安田彩乃|ドライバーで球をつかまえにいく
LESSON3:上井邦裕|左足下がりのラフから寄せる
LESSON4:宮本勝昌|ドライバーのスライスを止める
稲見萌寧 いなみ・もね
(都築電気)
1999年7月29日生まれ。東京都出身。18年プロテスト合格。今季はルーキーイヤーで「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」で初優勝。期待の大型新人だ。
ツマ先下がりのアイアンショット
当たり負けしないように、インパクトで左サイドの1本化を目指そう!!
傾斜では体重移動を意識しないようにする
ツマ先下がりの状況でのポイントはインパクトでの左半身。手元と球が離れているショットなので、フェースのヒール側にインパクトしやすくなってしまい、薄いインパクトになってしまうことが多くあります。
このような場面ではインパクト時に左腕と左足が一本になるように意識しましょう。左腕から左足のツマ先までを一本というイメージです。
そうすることによって、ヘッドは上から下ろしやすくなります。また、ツマ先下がりでバランスが崩れそうなところを、そのインパクトを目指すことで体がブレにくくなり、薄い当たりではなく、ぶ厚いインパクトで打つことができるようになります。
傾斜で当たりが薄くなる原因は2つ
当たりが薄くなるのは芯でインパクトできないから。ツマ先下がりの傾斜ではヘッド軌道がブレると、ヒール側でヒットしてしまい球に力が伝わらない。
ヘッド軌道をブラさずに上から叩き込むための一本化
インパクトでの左半身一本化を目指すと、フェースの向きが変わりにくい。ハンドファーストに上から叩き込むことができるから、長いインパクトゾーンを作ることができる。
GOLF TODAY本誌 No.570 86〜87ページより
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