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スコアに効くクラブセッティングの作り方【ゴルフ初心者におすすめ】

カリスマクラフトマンが初心者ゴルファーに伝授!

2021/09/25 ゴルフサプリ編集部

クラブセッティング

スコアが良くなるクラブセッティングの作り方

ゴルフでは14本までクラブを使えるルールだが、その組み合わせは自由。鹿又は「飛距離はクラブ、スコアはセッティング」という持論があり、クラブセッティングがスコアに大きく影響していると教えてくれた。

[目次]

「飛距離はクラブ、スコアはセッティング」

飛距離性能の高いドライバーを手にしても、流行りの飛び系アイアンを使って今より飛ぶようになってもスコアが良くなるわけではない。スコアに影響するのはクラブのモデル選びではなく、14本をどういう組み合わせにするかだ。

ポイント

  • ドライバーで飛距離を伸ばすには、モデル選びが重要
  • スコアを良くするには、14本をどういう組み合わせにするかが大切

飛ぶクラブでスコアアップできるわけではない!

クラブセッティング

よく私はクラブ選びやセッティングのアドバイスをするときに「飛距離はクラブ、スコアはセッティング」という言葉を使います。その真意としては、例えばドライバーで飛距離を伸ばすには、最新モデルの中から自分に合ったモデルを選択することが必要になるのでモデル選びが重要になります。

しかし、最新の飛距離性能が高いドライバーを選んだり、話題の飛び系アイアンを選んだからと言ってスコアが良くなるわけではないのです。それはスコアに最も影響するのはモデル選びではなく、14本をどういう組み合わせにするかが大切だからです。

定番の3番ウッドは8割のアマチュアが使えない!

ドライバー、3番ウッド、5番ウッド、3番(もしくは4番)ユーティリティ、そして5番アイアンからPWまでの6本のアイアンセット、さらにウェッジを3本、そしてパター1本というのが現代の最もベーシックな14本。

しかし、初心者や100切りを目指すゴルファーはこの14本ではダメ。例えば3番ウッドは難しすぎて使いこなせないからだ。

ポイント

  • 初心者や100切りを目指すゴルファーは、基本と言われる14本のセッティングではNG
  • 8割以上のアマチュアが使えない3番ウッドは必要ない
  • 14本の中に加えるのは5番ウッドだけの方が安全

クラブセッティング

もちろん、このセッティングにも基本と言われるものがあります。14本で考えるとウッド系ではドライバー、3番ウッド、5番ウッド、3番(もしくは4番)ユーティリティの4本、そして5番アイアンからPWまでの6本のアイアンセット。さらにウェッジを3本、そしてパター1本というのが現代の最もベーシックな14本と言えるでしょう。

ただし、初心者や100切りを目指すゴルファーであれば、この14本ではダメです。

まず、最初に必要のない番手は3番ウッドです。3番ウッドはフェアウェイウッドの中でも主役と言える番手なので、特にゴルフ歴の浅いゴルファーほど購入してしまいがちになるのですが、3番ウッドは最も難易度の高いクラブです。初心者はもちろんですが、8割以上のアマチュアが使えないクラブと言っても過言ではありません。

難しい理由は地面から打つクラブとして最も長いからです。特に最近の3番ウッドは43インチを超えるモデルもあり、それは20年前のドライバーの長さです。それをティアップ無しで芝から打とうとするのは、かなりハードルが高いです。それなら5番ウッドだけの方が安全なのです。

アイアンは打てる番手からでOK!

アイアンを何番から入れるかも14本選びの中の重要なポイント。セットで購入すると5番や6番アイアンが入っているモデルが多いが、クラブが長くて難しい5番や6番アイアンは使わなくても良い。

また、お助けクラブと言われるユーティリティもロフト角20度前後の3Uは長くて難しい。

ポイント

  • アイアンに苦手意識がある人は7番アイアンと5番アイアンの飛距離がほとんど変わらないこともある
  • アベレージゴルファーは5番や6番アイアンを使わなくて良い
  • お助けクラブと言われるユーティリティもロフト角20度前後の3Uは長いので簡単ではない
  • 5U、6Uはクラブが短くロフトも大きいのでやさしい

3番ウッドだけでなく、もう一つのポイントとなるのがアイアンを何番から入れるかです。一般的には5番や6番アイアンからのセットになっているモデルが多いですが、アベレージゴルファーはアイアンを5番や6番アイアンから使わなくて良いと思います。特にアイアンに苦手意識がある人は、7番アイアンと5番アイアンの飛距離がほとんど変わらないこともあります。そうなると、より短くて、ロフトが大きい7番アイアンを使う方が圧倒的にスコアは良くなると思います。

クラブは長い方が難しいというのはどの番手でも同じです。

クラブセッティング

よくお助けクラブと言われるユーティリティですが、実はユーティリティでもロフト角20度前後の3Uは、決して簡単なクラブではありません。アベレージゴルファーにとって難しいだけでなく、ヘッドスピードが遅いシニア世代のゴルファーにとっても難易度が高い番手です。逆に5U、6Uになると、クラブも短くなって、ロフトも大きいので、同じモデルであっても一気にやさしくて使いやすくなっています。

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単品ウェッジは最低3本。4本でもOK!

フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンは減らすべきだが、その減らした分増やしたいのがウェッジの本数。50度、54度、58度の3本は最低でも必要だ。特に50度のウェッジはアイアンセットのPWと比べても、すごく簡単なクラブ。この1本があるだけで100ヤード前後を自信を持って打てるようになる。

ポイント

  • 減らした分で増やしたいのがウェッジの本数
  • ウェッジは初心者やアベレージゴルファーでもやさしく使えるクラブ
  • ウェッジを2本にしている人が多いが、3本は最低でも必要。60度を入れて4本にしてもよい

クラブセッティング

ここまでフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンは長いクラブは難しいから本数を減らす話をしてきましたが、その減らした分で増やしたいのがウェッジです。

ウェッジはフルショットするクラブとしては最も短く、ロフトが大きい。つまり初心者やアベレージゴルファーでも使えるクラブです。だから、このウェッジの本数を増やすことが、スコアアップにつながるのです。

かつてウェッジは52度、58度の2本セットが定番で、今でもウェッジを2本にしている人は多いです。

しかし、今はアイアンがストロングロフト化してきているので、ウェッジとして50度、54度、58度の3本は最低でも必要です。特に50度のウェッジはアイアンセットのPWと比べても、すごく簡単なクラブ。だから、この1本があるだけで100ヤード前後で自信を持って打てるようになるので、ラウンドが楽になります。

また60度のウェッジを入れて、ウェッジを4本にしてもOK! 60度を入れるとグリーン周りで池やバンカーなどの障害物を超えるショットがすごく打ちやすくなります。

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100切りを目指すなら、100ヤード以内を充実。

100切りを達成するためには、100ヤード以内やグリーン周辺が重要。上級者は1本のウェッジで距離を打ち分けるが、アベレージゴルファーはウェッジの本数を増やしたほうが微妙な距離調整が必要ないのでミスが減る。

ポイント

  • 上級者は1本のクラブで距離の打ち分けができる
  • 微妙な距離調整ができないアベレージゴルファーは、ウェッジの本数を増やして距離を打ち分けるべき

ウェッジの本数を増やす理由としては短くて打てるクラブを充実させるというメリットとともに100ヤード以内で使うクラブを増やすという狙いもあります。

特に100切りを目指す人は100ヤード以内、グリーン周辺がすごく重要になります。そのときに上級者やプロゴルファーであったら、52度1本で80ヤードや40ヤードなどの距離を打ち分けることができます。

しかし、アベレージゴルファーであれば残り40ヤードは56度で打って、80ヤードは50度で打つほうが、微妙な調整が必要ないので絶対にミスショットが減ります。

そういう意味で私がアベレージゴルファーにおすすめしたいのは下記のセッティングです。

おすすめセッティング

  • ドライバー:1本(1W)
  • フェアウェイウッド:1本(5W)
  • ユーティリティ:3本(4U、5U、6U)
  • アイアン:4本(7I、8I、9I、PW)
  • ウェッジ:4本(48度、52度、56度、60度)
  • パター:1本

【Q&A】クラブセッティングについて多い質問

ゴルフサプリ編集部 解説

以下では、ゴルフクラブセッティングについて多い質問をゴルフサプリ編集部が解説します。

Q. クラブセッティングの「ウェイトフロー」って何?

14本のクラブの重さの流れを「ウェイトフロー」と呼び、クラブが短くなるにつれて段々と重くなっていくのが正しいウェイトフローと言われています。

例えば、ユーティリティにスチールシャフト、アイアンにカーボンシャフトに使用してしまうと、長いユーティリティのほうが重くなってしまい、ウェイトフローが崩れてしまいます。クラブを買い足す時には、前後のクラブの重さも意識するようにしましょう。

Q. 同じ飛距離のクラブを2本入れるメリットは?

クラブセッティングがまだ14本に到達していない人は、同じ飛距離のクラブを2本入れてみるのも良いでしょう。例えばロフト25度のユーティリティと5番アイアンなど。どちらも距離はだいたい同じですが、重心の低いユーティリティのほうが球は高く上がります。

残り距離が同じでも、ラフからの場合はユーティリティ、フェアウェイからであればアイアンといった使い分けができ、コース攻略の幅が広がります。

Q. アイアンセットのウェッジと単品ウェッジ、どちらを選ぶ?

アイアンセットの中には、オプションでアプローチウェッジやサンドウェッジも選べる場合があります。こうしたアイアンセットのウェッジと、単品ウェッジはどちらが良いでしょうか。

前者のメリットは、アイアンからウェッジへのロフトの繋がりが良く、フルショット時の飛距離のムラを防げます。一方、単品ウェッジのヘッドは操作性が高く、短いアプローチがしやすいです。

ぜひこれらのことも考慮して、どのウェッジを入れるかを決めましょう。

【関連】
ゴルフクラブの選び方|初心者向け基礎知識をクラブ種類別に解説


鹿又芳典,かのまたよしのり

鹿又芳典さん
●かのまた・よしのり/アマチュアだけでなく、プロゴルファーのクラブも手がけているカリスマクラフトマン。長年、ゴルフ雑誌などゴルフメディアでも活躍し、1年間に2000本以上の最新クラブを試打している。
http://golf-baka.com/

取材・文/野中真一
取材協力/ジャパンゴルフスクール、ゴルフショップマジック

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