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クラブ別 No.1女子プロ決定戦!!|第3回 フェアウェイウッド編

元賞金女王・古閑美保が“独断”でランキング!

2020/08/27 ゴルフサプリ編集部

ドライバーとは違い地ベタのさまざまなライから打ち、飛距離と方向性が求められるウッド。最大のポイントは再現性の高さ!!

Vol.3 フェアウェイウッド編

1位 申ジエ

「同じところにクラブを落とせる “再現性の高さ”は圧倒的!」(古閑)

ぶっちぎりのダントツのトップ!
オンリーワン!!

申ジエ
(スリーボンド)
1988年4月28日生まれ。155㎝、63kg。2009年米女子ツアー賞金女王、2010年5月世界ランク1位。14年よりJLPGAツアーを主戦場としている。JLPGAツアー22勝。米ツアー10勝。

両ワキがぴったりついて下りてくる、両腕の「引き込み」が高い再現性を生み出している!

ウッド使いの名手といえば、ダントツで申ジエ!! この技術が彼女のゴルフを支えているといっても過言ではないでしょう。もちろんドライバーだって「2019年FWキープ率3位」に証明されるように安定感は抜群ですが、一方で距離は出る方ではありません。それを見事にカバーしているのがこのセカンドの技。コマのように軸をブラさずに、両腕を引き込みながら両ワキをくっつけてダウンスイングし、ビタッとヘッドが同じところに戻ってくる再現性の高さはピカイチ!! 例え距離が残っても、ほかの選手の9番アイアンと同じ精度でグリーンを狙えるんですから、破格ですよね(笑)。実は私も彼女と同じようなプレースタイルで、ウッドが生命線でした。ドライバーが飛ばなければ必然的にウッドを使う確率は高まるわけで、ここの精度を磨くしかありません。結果、申ジエは元世界ランク1位、世界には及びませんが私も元賞金女王(笑)! 逆に言えば、ここが一番への近道なのかもしれませんね。


古閑美保
こがみほ/1982年7月30日生まれ。167㎝。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。通算勝利数は12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。

GOLF TODAY本誌 No.579 112ページより


【シリーズ一覧】
第1回 ドライバー編
第2回 アイアン編
第3回 フェアウェイウッド編
第4回 パター編
第5回 アプローチ編