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クラブ別 No.1女子プロ決定戦!!|第5回 アプローチ編

元賞金女王・古閑美保が“独断”でランキング!

2020/10/22 ゴルフサプリ編集部

距離、傾斜、芝の状態……無数の組み合わせから即座に判断し、その状況に合わせた最善の寄せ方を選択して寄せるのがプロ技。

Vol.5 アプローチ編

1位 申ジエ

19年リカバリー率1位!
宮里藍並みに30ヤード以内は「入れ」に行く精度が魅力。

(スリーボンド)
1988年4月28日生まれ。韓国出身。155㎝。A型。
2008年入会。JLPGAツアー22勝。

2位 上田桃子

米ツアーでの経験で技に厚み!
難しい状況でも寄せられる自信と技の豊富さは必見。

(フリー)
1986年6月15日生まれ。熊本県出身。161㎝。A型。
2005年入会。JLPGAツアー14勝。

3位 永井花奈

極端に飛ばない!
そこを補うべく「しつこく寄せて拾う」個性を生かしたゴルフに拍手!

(デンソー)
1997年6月16日生まれ。東京都出身。155㎝。A型。
2016年入会。JLPGAツアー1勝。

「経験値がモノをいう 状況判断のうまさがカギ!」

プロならみんな小技は上手だけれど、 試合で成功するかは、経験値の豊富さが肝!

私の中でアプローチといえば、30種類の寄せ方ができるという岡本綾子さんと、30ヤード以内は「入れ」にいく宮里藍は別格! ですが、現役ならダントツ1位は申ジエ。数ある寄せ方からベストな方法をチョイスできる状況判断が際立っています。元世界ランクトップなだけにすべてのショットの精度が高いうえに、例え外してもビタッと寄るのですから付け入る隙がありません。続く2位は上田桃子。彼女も米ツアーに参戦した経験が大きい! 日本なら3種類打てればある程度戦えるけれど、米ツアーだと5種類はないと寄らない状況も出てきますから、かなり洗練されましたよね。それから3位は永井花奈。昨年、平均飛距離が86位でパーオン率も60位ながら、賞金ランク36位で3年連続となるシードを手にしました。すべてはリカバリー率9位の「寄せ」の賜物。しょっちゅうアプローチしているわけだから、ほかの選手よりも経験値が高い。飛ばし合いのツアーの中でよく頑張っていると感心します!


古閑美保
こがみほ/1982年7月30日生まれ。167㎝。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。通算勝利数は12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。

GOLF TODAY本誌 No.581 112ページより

【シリーズ一覧】
第1回 ドライバー編
第2回 アイアン編
第3回 フェアウェイウッド編
第4回 パター編
第5回 アプローチ編