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大判写真で見るタイガー・ウッズのドライバースイング

40歳を超えたタイガーは、沈み込みで体の開きを抑えていた!

2020/07/07 ゴルフサプリ 編集部

昨シーズンは43歳で「マスターズ」を制し、日本で開催された「ZOZOチャンピオンシップ」ではPGAツアー最多タイとなる82勝目を飾ったタイガー・ウッズ。40歳を超えて完全復活できた要因はどこにあるのか?

◉解説・レッスン
石井 忍
1974年生まれ。千葉県出身。98年にツアープロに転向し、レギュラーツアーに参戦。近年はパーソナルレッスンを行う「エースゴルフクラブ」を主宰し、千葉、神保町、赤坂などに展開。

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40歳を超えたタイガーは、沈み込みで体の開きを抑えていた!

①テークバックしながらお尻を下げる!
テークバックしながら、少しお尻を下げるようにすると両足が適度に開いて、沈み込む動きが作れる。

②ダウンスイングは少しガニ股になる
ダウンスイングでは両足がガニ股になるように踏ん張ることで、左ヒザが流れないようになる。

両足を広げて、重心を下げる

若い頃に比べてタイガーは左右方向の体重移動が抑えられて、安定感のある静かなスイングになったと思います。その中でもアマチュアにマネしてほしいのは、下方向に沈み込む動きです。タイガーのスイングを見ると、テークバックした時点から徐々に両足を広げるようにして沈み込んで、トップではすでに頭の位置が下がっています。

特にアマチュアはダウンスイングでスエーしたり、体が早く開きやすいのですが、この沈み込む動きができるようになると、体のパワーが下方向に伝わるので、左右の軸ブレがなくなります。

Lesson|沈み込みがないと、右肩が前に出やすい

スライスに悩んでいる人は、この沈み込む動きができていない可能性が高い。沈み込みがないと、ダウンスイングでは右肩が前に出て、上半身だけが被ってしまうスイングになるのでアウトサイド・イン軌道になりやすい。その結果、スライスが出やすくなる。

シャフトが斜めのままだから叩ける軌道になる!

①シャフトが両腕の中心にある
ダウンスイングでもシャフトが両腕の中心にある理想的な軌道。右ワキが空いていないので、シャフトが立ってこない。

②若い頃よりはシャット軌道になった
ドライバーのヘッドが大型化・大慣性モーメント化されたことで、タイガーも昔よりフェースの開閉が少ないシャット軌道になった。

ダウンスイングではグリップエンドをボールに向ける!

タイガーのスイングは本当に美しい軌道なのですが、その秘密はシャフトの角度にあります。トップからインパクトまで、シャフトがスイングプレーンに対して立ったり、寝たりしないで、斜め45度に近い角度をキープしたままダウンスイングをしている。この角度がキープできているのでインサイド方向からボールを叩けるスイングになるのです。逆にアマチュアはシャフトが立ってしまうと、フェースがオープン方向に動いてしまうので、つかまらないスイングになる人が多いです。

シャフトを斜めにするためには、ダウンスイングの早めの段階でグリップエンドをボールに向けることを意識してください。タイガーのスイングを見ても(写真左から5コマ目)、ヘッドが高い位置にある時点でグリップエンドがボール方向を向いています。ここからは、左足をしっかり踏み込んで、腕がフォロー方向に伸びながら、体は突っ込まないようにする。そうすると、クラブと体が引っ張り合う関係になってヘッドが加速します。決してパワーだけでなく、40歳を超えてもタイガーはこの美しい軌道があるから飛距離を出せているのです。

Lesson|体が伸び上がるとシャフトも立ってしまう

ダウンスイングで体が伸び上がってしまう人は、シャフトが立ちやすい。一瞬でもシャフトが立ってしまうと、インパクトまでにシャフトをもう一度、寝かせる動きが必要になるので、効率の悪いスイング軌道になって飛距離も出ない。逆に、前ページで解説した沈み込む動きができると、シャフトが斜めになってインサイド方向からアタックするスイングになる。

協力/エースゴルフクラブ赤坂

GOLF TODAY本誌 No.577 106〜109ページより

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