新米プロ“澁澤莉絵留“の女子プロ1年生!頑張ります|第36回
ゴルフトゥデイ 応援企画! と銘打ち、プロテスト前(2019年)から澁澤莉絵留の成長を見守ってきた本企画。2020年、ルーキーとして無事にプロ生活をスタートさせた彼女は、長丁場となった2020-21シーズンを走り抜くべく日々、奮闘中! 20歳を迎え、さらなる進化を遂げる“りえるん”の素顔を、引き続きお届けします。
右足の蹴りを強くして速く振ったら、10ヤード飛距離が伸びました!
みなさんこんにちは。いつも応援ありがとうございます! 今回は、今年のレギュラーツアー推薦出場4試合目となった「KTT杯バンテリンレディスオープン」と、今年初となったステップ・アップ・ツアー「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ」について振り返りたいと思います。
まず「バンテリンレディス」。試合前から調子がよく自信があったので、練習ラウンドでは試合を想定した練習をメインにしました! 会場の「熊本空港カントリークラブ」は思っていた以上に難しいコースで、特にティショットの難易度は高く、ドライバーだけでなくウッドを選択肢に入れなければならないなど、一筋縄ではいかないコース。そんな中、ドライバーの調子がよかったので、ほとんどドライバーを握ることができ、初日2アンダーで11位タイスタートを切れたのは収穫でした。
ドライバーがなぜよくなったかというと、振るスピードを上げたことだと思います! もともと私のヘッドスピードは39〜40メートル/秒くらいで周りの選手よりも2〜3メートル/秒ほど遅いので、距離も離されてしまうことが多かったんです。その原因がヘッドスピードだということがわかり、右足の蹴りを強くして、速く振る練習を取り入れたところ、平均で10ヤードほど飛ぶようになりました!
試合としては、好調のドライバーに支えられて初日11位タイスタートを切ったものの、2日目は3オーバーで3日目が2オーバー。44位タイで3日間を終えました。最終日にスコアを伸ばすことができなかったのは悔しかったです。しかも、目の前で同期の山下美夢有ちゃんが優勝するのを見て、次は自分も! とすごく刺激を受けました。
それから大会期間中には、同級生プロのお友達・吉田優利の誕生日だったので、お祝いをしましたよ!
一方、今年初のステップ・アップ・ツアー「九州みらい建設」では、ショットが少し左に曲がることが多く、苦しい戦いでした。コースの距離は短いのですが、狭く、グリーンが高麗とベントのハーフグリーンということもあって、パットの距離感と芝目を読むのが難しかったです。
とはいえ、初日1オーバーで31位タイと出遅れ、2日目も1オーバーで32位タイと足踏みしたものの、この試合では最終日に2アンダーとスコアを伸ばすことができ18位タイフィニッシュ。順位を上げて終えることができてよかったです。次の課題は2日目だなと思っています!!
ゴルフ以外では、知り合いの方からネーム入りマスクをいただきました! 一つ一つ書いてある名前のデザインが違って、色もたくさんあるのですごく可愛くて気にっています。試合ではウェアに合わせて着用できたらいいな〜♪ 注目していてくださいね!
澁澤 莉絵留
しぶさわ りえる
(清水建設)
2000年12月24日生まれ。群馬県太田市出身。
2019年プロテスト合格。
160㎝、60kg。A型。ゴルフ歴:9歳~。
沖学園高校卒業。