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元賞金女王・古閑美保が教える! 女子プロからの飛ばしのヒント|Vol.16 三ヶ島かな

注目選手の激うまポイントとマネどころを紹介

2022/03/14 ゴルフサプリ編集部

三ヶ島かな

いま注目を集める女子プロたちにみる〝飛ばし〟のヒントを、元賞金女王・古閑美保が、簡潔明瞭にレクチャーする本シリーズ。 第16回は、昨年、念願のツアー初優勝をメジャーで成し遂げた三ヶ島かなの飛ばしの秘密と、アマが参考にしたいマネどころを紹介。ドライバーショット格上げのご参考にどうぞ!!
GOLF TODAY 本誌 No.597 88ページより

体にロックをかけずとにかく大きく回して遠心力を最大限に使う効率スイング!

三ヶ島かな

三ヶ島かな

三ヶ島かな

(ランテック)
1996年7月13日生まれ。福岡県出身。
164㎝。AB型。18年プロテスト合格。
16年、17年はQTで上位に入りTPD登録者として参戦。
17年には賞金ランク41位で初シードを獲得。21年の「JLPGAツアー選手権リコーカップ」で念願のツアー初優勝を飾る。
20-21年賞金ランク18位。

ココが「三ヶ島」流飛ばしの秘密

非力な女性ならでは! 左ヒザも右腰も回して大きな遠心力を生み出す!

三ヶ島さんは平均飛距離230.03ヤード(ランク66位)と距離は出ませんが、FWキープ率は74%超でランク14位。飛距離より正確性で勝負するタイプです。テークバックで体を大きく回して遠心力を最大限に利用して打つのが特徴で、プロとしては珍しいくらい体のどこにもロックをかけずに、左ヒザを大きく曲げて内側に入れながら右腰も一緒に回すことで、大きな遠心力を生み出しています。まさに細身で非力な彼女なりのドライバー術! 省エネにもなり、叩きにいかないぶん再現性も高い、非常に効率のよい飛ばし方です。

三ヶ島かな

ココがアマのマネどころ

手が常に遅れて動くイメージ!「下」から動かせば、遠心力を効率よく使える!

彼女のドライバーショットは、遠心力を最大限に使ったスイングが魅力だと紹介しましたが、これは非力な女性はもちろん、力が落ちてきたと感じる男性にもぜひ参考にしてもらいたいスイングです。遠心力を効率よく使うには、ヘッドが常に遅れて動くようなイメージを持って振るのがポイント。それには手先で操作するのではなく、必ず足から動かさないとダメ! 下半身を動かすことで始動したら、切り返しでも腰から回転し始めることが不可欠。上体は思い切り脱力させてついてくるだけの感覚で振ればうまくいくはずです!

三ヶ島かな


古閑美保

こがみほ/1982年7月30日生まれ。167㎝。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。ツアー通算12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。GMOインターネットグループのアンバサダーに就任。


撮影トーナメント/2021JLPGAツアー選手権リコーカップ
撮影/相田克己


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