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町島久晴の賢いコースマネジメント 8ドリル

練習場で使える上達必須の71ドリル PART-6

2021/09/25 ゴルフサプリ編集部

町島久晴の賢いコースマネジメント 8ドリル

安定して90を切りたい!というゴルファー向けにラウンド中のひと工夫や、対処法など、コースマネジメントに役立つ賢いドリルを紹介!

GOLF TODAY本誌 No.591 54〜59ページより

ドリル45|ショットのミスが続いたら、「右手1本素振り」を繰り返そう!

ショットが安定しないときは右手素振りを繰り返す。フィニッシュまで体をしっかりターンし、気持ちよく振り抜く感じもつかめる。
ショットが安定しないときは右手素振りを繰り返す。フィニッシュまで体をしっかりターンし、気持ちよく振り抜く感じもつかめる。

手打ちになっている可能性大!体の回転を促して手打ちを防ごう。

グリーンを狙うショットが安定せず、距離感も方向性も合わないというときは、体の回転が止まって手だけでボールに当てにいくような動きになっていることが考えられます。そんなときはクラブを右手だけで持ち、体の回転を使って振る素振りを繰り返しましょう。体の回転の中でしっかりとハンドファーストのインパクトを作る感覚がつかめれば、ミスが減ってグリーンに乗る回数が増えてくるはずです。

体の回転の中でハンドファーストのインパクトを作る感覚を思い出そう。
体の回転の中でハンドファーストのインパクトを作る感覚を思い出そう。
ボールに当てに行こうとして手打ちになると、ショットが不安定になる。
ボールに当てに行こうとして手打ちになると、ショットが不安定になる。

ドリル46|方向性が悪いときは、目の前に壁をイメージして感覚を取り戻そう!

壁のイメージを持つことで方向感覚がつかみやすく、スクエアに構えられる。
壁のイメージを持つことで方向感覚がつかみやすく、スクエアに構えられる。

飛球線に対して正対しやすく、正しいアドレスが作れる。

OBや池などハザードがあってアドレスしにくいときや、方向性がいまいち定まらないときは、いかに邪念なくスイングできるようにするかが大事。そんなときは、自分の前に大きな壁が立っていると想定するのが有効です。自分は壁の前に立って構えてると考えて、あとは壁のラインに沿ってスイングするだけ。邪念がなくなり、ショットの点数が上がります。練習場でも打席間の仕切り板を大きな壁とイメージして打つ練習をすると効果的です。

飛球線を壁とイメージし、壁に向かって真っすぐ近づいていってアドレスするのもオススメ。
飛球線を壁とイメージし、壁に向かって真っすぐ近づいていってアドレスするのもオススメ。
大きな壁のイメージによってOBや池などの障害物の存在が頭から消えてスイングに集中しやすい。
大きな壁のイメージによってOBや池などの障害物の存在が頭から消えてスイングに集中しやすい。
練習場でも仕切り板を大きな壁とイメージするとスイング軌道が安定しやすく、ショットのレベルが上がる。
練習場でも仕切り板を大きな壁とイメージするとスイング軌道が安定しやすく、ショットのレベルが上がる。

ドリル47|バンカーショットの前は、近くの芝で素振りをして感じをつかもう!

ドリル47|バンカーショットの前は、近くの芝で素振りをして感じをつかもう!
素振りでソールをこするようにスイングすること。砂の抵抗を考慮してピンまで20ヤードなら60ヤードのアプローチと同じくらいの振り幅にしよう。
素振りでソールをこするようにスイングすること。砂の抵抗を考慮してピンまで20ヤードなら60ヤードのアプローチと同じくらいの振り幅にしよう。

振りの強さをイメージしやすく、自信を持って振れる。

バンカーショットの出来はスコアを大きく左右します。無難に乗り切るためにも、バンカーに入る前に近くの芝の上で素振りをして感じをつかんでおくことが大切です。バンカー内でも素振りはできますがクラブヘッドが砂に触れるとペナルティになり、やすやすと振れないからです。ポイントはヘッドのソールで芝を軽くこする素振りを繰り返すこと。バンカーショットの場合、インパクトの砂の抵抗もあるうえ直接ヒットしないため距離は3分の1くらいまで落ちます。ピンまで20ヤードの距離なら60ヤードくらいのショットを打つときの振り幅が必要です。

練習やラウンドでも機会が少ないバンカーは、直前の準備で無難に乗り切ろう!
練習やラウンドでも機会が少ないバンカーは、直前の準備で無難に乗り切ろう!
素振りと同じ感覚でスイングすることが大事。ピンが近くてもインパクトが緩まないようにしっかり振ることが大切。
素振りと同じ感覚でスイングすることが大事。ピンが近くてもインパクトが緩まないようにしっかり振ることが大切。

ドリル48|緊張したら、練習場のマットの上で構える意識を持ってみよう!

コースのティーイングエリアでも、練習場のマットの上で構えるイメージを持つと目標に対して正しく構えやすく、ヘッドアップなどのミスも出にくくなる。
コースのティーイングエリアでも、練習場のマットの上で構えるイメージを持つと目標に対して正しく構えやすく、ヘッドアップなどのミスも出にくくなる。

スクエアに正しく構えられるうえ、プレッシャーも軽減される。

練習場ではいいショットが打ててもコースではダメ。そんな人は練習場の環境をコースに持ち込むのがオススメです。練習場ならOBや池もないからノンプレッシャーで打てて、そのうえ目の前のボールやマットに集中しているからヘッドアップも起こりずらい。そんな練習場の状況を頭の中でイメージするのです。ボールの30~50センチ前方に目印を見つけたらそのラインに合わせて練習場のマットを想定、あとはマットのラインを見ているつもりでスイングするだけ!遠くの目標を気にせずマット上のボールをしっかり打ち抜く意識ならグッドショットの確率が上がるはずです。

遠くの目標ばかり見ていると肩のラインが左を向いたり、体全体が右を向いたりアドレスの時点でミスに陥りやすい。
遠くの目標ばかり見ていると肩のラインが左を向いたり、体全体が右を向いたりアドレスの時点でミスに陥りやすい。
マットのボールを打つ気持ちでスイングすれば頭を残して振り抜ける(左)。遠くの目標を気にするとヘッドアップが起こりやすい(右)。
マットのボールを打つ気持ちでスイングすれば頭を残して振り抜ける(左)。遠くの目標を気にするとヘッドアップが起こりやすい(右)。

ドリル49|球がちらばる日は、短く持って球を右に置いて対処しよう!

クラブを短く持ち、ボールを1個ぶん内側にセットして構えよう。
クラブを短く持ち、ボールを1個ぶん内側にセットして構えよう。
グリップとボール位置を変えるだけで、自然とコンパクトなスイングがしやすくなる。

出球が低くなって着弾が早くなりブレが軽減される。

球が左右にちらばってとてもコースマネジメントどころではない!という日は、とにかくクラブを振り回さないことが大事です。フルスイングしようと思うと振りすぎてしまう人がとても多く、それがミスを誘発することが多いもの。クラブを短く持って球を1個ぶん内側にセットして、トップとフィニッシュを低めに抑えたコンパクトなスイングを実行しましょう。出球が低くなるぶんフェアウェイに早く着弾しやすいので左右のブレを軽減できます。

トップとフィニッシュを低めに抑えてコンパクトなスイングを心がけよう。
トップとフィニッシュを低めに抑えてコンパクトなスイングを心がけよう。
距離を出そうとして振り回すと、軸がブレたり体が早く開いたりして球が余計に曲がってしまう。
距離を出そうとして振り回すと、軸がブレたり体が早く開いたりして球が余計に曲がってしまう。

ドリル50|傾斜地でのショットは、芝をこする素振りでアジャスト!

傾斜地でのショットは、芝をこする素振りでアジャスト!
傾斜地でのショットは、芝をこする素振りでアジャスト!

各ライに合ったバランスのよい立ち方と球位置がわかる。

ドライバーのようにティアップして打つショットと違い、2打目や3打目で芝から打つアイアンは毎回違うライから打たなければなりません。フェアウェイであっても多少の傾斜地のことが多く、アドレスの仕方や打ち方に迷うこともよくあります。こういうときはクラブヘッドのソールで芝を軽くこする素振りを繰り返しましょう。次第にその傾斜にあったバランスのいい立ち方や適正なボール位置、スイングの適度な振り幅などがつかめてきます。

正しい素振りでバランス感覚をつかんでおけば、グッドショットの確率がアップする。
正しい素振りでバランス感覚をつかんでおけば、グッドショットの確率がアップする。

ドリル51|林からの脱出に不可欠な、「7番ハーフ」を練習しよう!

ドリル51|林からの脱出に不可欠な、「7番ハーフ」を練習しよう!
林から球を上げたくないときは、パットのストロークの延長で手首を固定して払い打つ。
林から球を上げたくないときは、パットのストロークの延長で手首を固定して払い打つ。

トラブル時の対応力が身につき、スコアメイクに直結する。

林からの脱出では、出球の高さや距離をコントロールするテクニックが要求されます。普段の練習ではどのクラブでもフルショットばかりしがちですが、コースでフルショットできる場面は限られています。様々な状況に対応するためにも6~7番アイアンを持ち、どのくらいの振り幅で打ったら、どんな高さでどれくらいキャリーが出るか。いろいろな場面を想定した練習を積んでおくと各状況への対応力が身につきスコアメイクできます。

フルショットの練習よりも振り幅を小さく抑えたショットの練習を多く積んでおこう。林からの脱出などのリカバリー能力が身につく。
フルショットの練習よりも振り幅を小さく抑えたショットの練習を多く積んでおこう。林からの脱出などのリカバリー能力が身につく。

ドリル52|カップを見ながら右手で打ち、その日の速さを把握しよう!

ボールを3つならべて右手1本で3球続けてポーンポーンと打つ。3球打ったらボールの止まった場所から元の場所を目標に両手で持って打てばなお効果的。
ボールを3つならべて右手1本で3球続けてポーンポーンと打つ。3球打ったらボールの止まった場所から元の場所を目標に両手で持って打てばなお効果的。

カップを見ながら右手で打ち、その日の速さを把握しよう!

パットのミスを減らすには、スタート前の練習が必須です。同じコースでも気象状況や芝の刈り具合によってスピードが変化するので、必ず練習グリーンに足を運びましょう。効果的な練習法はカップから10歩の距離で、右手だけでパターを持ち、カップを見たまま3球続けて打つ練習。カップを見ながらだと距離感のイメージがつかみやすいのでオススメです。あとはスタートしたら10歩の距離の感覚を目安にしながらプレーし、各ホールのパットの結果をインプットすることも大切。

カップを見ながら右手でパターを持って打つと距離感のイメージがつきやすい。10歩の距離を練習しておけば、ロングパットへの対応もしやすくなる。
カップを見ながら右手でパターを持って打つと距離感のイメージがつきやすい。10歩の距離を練習しておけば、ロングパットへの対応もしやすくなる。

レッスン

町島久晴

町島久晴
まちじま・ひさはる。1968年9月13日生まれ、茨城県出身。地元の茨城県を拠点に多くのアマチュアゴルアーをレッスン。聴覚障害者のゴルファーにも手話でレッスンを行なっていることでも評判のティーチングプロ。

取材協力/ 北の杜カントリークラブ、サザンヤードカントリークラブ、昭和の森ゴルフコース、太平洋クラブ御殿場コース、長坂ゴルフ練習場、船橋カントリークラブ、武蔵丘ゴルフコース


練習場で使える上達必須の71ドリル

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