女子プロ界の人気シリーズの最新作NEWトラスパター|気になる三角ネックの実力をチェック!
気になるギア|テーラーメイド TPコレクション ハイドロブラスト トラス
![](/images/articles/10005752/big_main10005752_20211001141313385397.jpg)
2020-21シーズン6勝、賞金女王争いを演じる稲見萌寧が初代トラスパターを使用していることで一躍注目を集めた
三角形のネックを持ったパターが国内女子ツアーで使用者急増中だ。プロアマ問わず注目が集まるトラスパターは、なぜプロに選ばれるのか? 6月11日に発売された最新作を試打してみた。
GOLF TODAY本誌 No.591 115〜117ページより
試打で実感!三角ネックは、ショートパットに強い!
![テーラーメイドのNEWパター「TPコレクションハイドロブラストシリーズ」の中で、トラスネックを持つ5モデルを試打。三角形のネックはパターの機能性UPに貢献していた。](/images/articles/10005752/big_2825447_202110011414598855431.jpg)
これが三角ネックのメリット
ミスヒット時に方向のブレが少ない!
インパクトの衝撃を受ける部分のネックを三角にしたことで、打点がトゥやヒールにブレた時に、ヘッドのネジれを抑える効果を発揮。
![トゥやヒールでミスヒットしても、ヘッドのネジれが抑えられ、コロがりと方向が安定。](/images/articles/10005752/big_2825451_202110011415397749441.jpg)
![トゥやヒールでミスヒットすると、球のコロがりと方向の両方が悪くなる。](/images/articles/10005752/big_2825452_202110011415593056151.jpg)
TPコレクション ハイドロブラスト
5モデルの違いも試打で確認
![TPコレクション ハイドロブラスト](/images/articles/10005752/big_2825455_202110011418373605901.jpg)
主なスペック ●ヘッド素材/303ソフトステンレス ●長さ/32※、33、34インチ(32はアードモアのみ) ●税込み価格/3万9600円
バンドン TM1 ツアートラスヒール
![バンドン TM1 ツアートラスヒール](/images/articles/10005752/big_2825458_202110011418585229971.jpg)
ジュノ TB1 ツアートラスヒール
![ジュノ TB1 ツアートラスヒール](/images/articles/10005752/big_2825461_202110011419266644441.jpg)
ジュノ TB2 トラスセンター
![ジュノ TB2 トラスセンター](/images/articles/10005752/big_2825463_202110011419267871621.jpg)
バンドンTM2 トラスセンター
![バンドンTM2 トラスセンター](/images/articles/10005752/big_2825465_202110011419268956491.jpg)
アードモア TM1 ツアートラスヒール
![アードモア TM1 ツアートラスヒール](/images/articles/10005752/big_2825467_202110011419269773061.jpg)
好きな形状と打感にやさしさをプラスできる
トラスネックのメリットは、三角形のネックの形状で、ミスヒットに強くなる点にあります。トゥやヒールに打点がずれると、ヘッドがネジれて、押し出しや、ヒッカケが出やすくなりますが、このネジれを抑えてくれるので特にショートパットのミスが減ります。
ミスヒットに強くしようとするとヘッドの慣性モーメントを上げるというのがこれまでの常識で、ヘッドを大きくするとか、形状を変える必要がありました。すると、ミスヒットに強くなる半面、フィーリングが変わってしまいました。ヘッドの基本形状は自分の好みのもので、トラスネックにすれば、パッティングに重要なフィーリングは変えずにミスに強くなることも大きなメリットと言えます。
![グリップもスグレモノ。浅い溝が細かく入っているので、軟らかな握り心地で、やさしく握りやすいのにネジれにくい。](/images/articles/10005752/big_2825471_202110011421395160551.jpg)
テスター
![関 浩太郎](/images/articles/10005752/big_2825473_202110011416291694031.jpg)
関 浩太郎(せき・こうたろう
1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。帰国後はゴルフスタジオ「SEKIGOLFCLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、様々なゴルフメディアでも活躍している。
協力/サザンヤードCC(茨城県)