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女子プロスイング連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

LADIES SWING PHOTO[保存版]女子プロ連続写真大特集2022 PART1

2021/10/11 ゴルフサプリ編集部

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

女子ツアー界ナンバーワンのロングヒッター、笹生優花を筆頭に原英莉花、勝みなみらドライビングディスタンス部門上位の選手のスイングを解説。フェアウェイキープ率上位の選手、賞金ランキング上位の選手のスイングにも注目して欲しい。飛ばしのポイントはプレーヤー個々で異なることも分かるはずだ。

GOLF TODAY本誌 No.592 18〜29ページより

笹生優花|左足の強烈な蹴り上げが圧倒的な飛距離を生む

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

右足首の踏ん張りと左足の蹴り上げはセットと考えよう

まずはバックスイングで下半身の回転によって、トップで右ツマ先が少し浮いている点に注目。そして左足はツマ先のほうにプレッシャーがかかっています。この重心の前後移動によってダウンスイングではクラブをインサイドから下ろしやすく、ドローが打ちやすい。同時に右足首を踏ん張って左足を蹴り上げながら、腰を素早く回転。野性的な本能が驚異的な飛ばしのパワーを生み出しています。

笹生優花スイングのポイントはココ!!

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バックスイングでは右足の重心はカカト側、左足の重心はツマ先側に乗る。
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ダウンスイングで上体がほとんど右に倒れないのは、右足首をしっかり踏ん張っているからだ。
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地面からの力を利用して左足を蹴り上げ、骨盤を高速ターンさせている。

笹生優花
さそう・ゆうか(ICTSI)2001年6月20日生まれ、東京都出身。166㎝。女子ツアーで圧倒的な飛距離を誇る。21年の全米女子オープンで史上最年少優勝。

原英莉花|前傾角度が変わらないから最大のパワーを発揮できる

ワイドスタンスに構えて、長身で手足が長い体型を最大限に生かしたスイング。ヨコの動きを大きなパワーに転換していますが、背中の軸をキープする意識が強いのでアドレスの前傾角度がインパクトまで変わらず、正確なインパクトを生み出しているのが原選手の一番の長所です。

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①両足を大きく広げたワイドスタンス

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②左足の踏み込みで大きなヨコ移動のパワーを生み出す
③軸キープの意識が強いから前傾角度が変わらない

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原英莉花
はら・えりか(日本通運)1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。173㎝。ジャンボ尾崎を師に持ち、長身を生かしたロングショットが武器。

勝みなみ|高いトップから左足の強烈な踏み込みで飛ばす

バックスイングでしっかり捻転し、高いトップへとクラブを上げています。そこから骨盤を左にスライドさせて左足を踏み込むことで、ヨコ方向への大きなパワーを生み出しています。ダウンスイングからインパクトにかけての左足の蹴り上げも飛ばしのパワーの原動力です。

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①高いトップへとカラダをネジリ上げている
②切り返しで骨盤を目標側にスライドする動きが見られる

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③左足を踏み込んでから、インパクトで思い切り蹴り上げる

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勝みなみ
かつ・みなみ(明治安田生命)1998年7月1日生まれ、鹿児島県出身。157㎝。ダイナミックなドライバーショットが魅力満点のプレーヤー。

女子プロスイング連続写真|女子プロのドライバーテクニック(2/3)

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稲見萌寧|手首やヒジの無駄な動きを抑えたシンプルスイング

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①バックスイングはカラダを丁寧に回しているという印象
②手首もヒジもあまり使わず、トップがコンパクト

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③トップから左足を踏み込んでヘッドを加速させていく

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稲見萌寧
いなみ・もね(都筑電気)1999年7月29日生まれ、東京都出身。166㎝。銀メダルを獲得した東京オリンピックでは堂々のフェアウェイキープ率1位。

渡邉彩香|左サイドの素早い回転でパワーフェードを打つ

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①フェースを少し開きながらバックスイング
②ダウンスイングでフェースを閉じて、ボールをつかまえにいく

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③左サイドを素早く回転するからスクエアフェースでボールをとらえられる

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渡邉彩香
わたなべ・あやか(大東建託)1993年9月19日生まれ、静岡県出身。2020年の開幕戦、アース・モンダミンカップで5年振りツアー4勝目。

山城奈々|クロストップから下半身を先に戻してインパクト

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①クラブがクロスするまで高い位置へと上げている

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②下半身を先に戻すことでクラブがオンプレーンとなる
③左足の蹴り上げが強く、パワフルなインパクト

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山城奈々
やましろ・なな(Tee-up)1993年12月17日生まれ、沖縄県出身。160㎝。カラダをいっぱいに使った豪快なスイングが一番の特徴。

テレサ・ルー|軸が安定し、ミート率で飛ばす模範的なスイング

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①アドレスの姿勢のバランスがとてもいい

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②カラダの傾きがほとんどないからインパクトの打点が安定
③クラブをインサイドインに振っているキレイなスイング

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テレサ・ルー
テレサ・ルー(太陽生命)1987年10月13日生まれ、台湾出身。164㎝。細身ながら抜群の筋力で飛距離は上位。ツアー通算16勝。

穴井 詩|大きなスイングアークでビッグキャリーを生む

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①バックスイングでコックをほとんど使わない
②ワイドスタンスによってヨコの動きで大きなパワーを生んでいる

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③フォロースルーで左腕がしっかり伸びて、遠心力がマックス

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穴井 詩
あない・らら(GOLF5)1987年11月11日生まれ、愛知県出身。165㎝。ドライビングディスタンス部門で上位の常連。ツアー通算3勝。

松田鈴英

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①長身だが、スタンスは狭め。右ヒザは軽く曲げた状態
②バックスイング中、右ヒザの角度が変わらない

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③右ヒザを押し込みながら右足を踏み込んでヘッドを加速

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松田鈴英
まつだ・れい(ニトリ)1998年1月24日生まれ、滋賀県出身。167㎝。ドライバーの飛距離に絶対の自信を持つプレーヤー。

工藤遥加|骨盤を入れ替えるイメージでカラダを高速回転

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①右モモの後ろへとクラブをインサイドに上げる
②右ヒザを後ろに引くことでカラダの回転を補っている

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③ダウンスイング以降はカラダの左サイドを後ろに引く

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工藤遥加
くどう・はるか(フリー)1992年11月18日生まれ、埼玉県出身。171㎝。男性的なパワフルスイングで飛距離を稼ぐプレーヤー。

鶴岡果恋|カラダ先行のスイングだからリピート性が高い

女子プロ連続写真|女子プロのドライバーテクニック(1/3)

①手よりカラダの回転を先行させる感じのバックスイング

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②クラブが完全にオンプレーンとなった美しいインパクト
③アドレスの前傾角度が変わらず、振り抜き感覚がスムーズ

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鶴岡果恋
つるおか・かれん(フリー)1999年8月20日生まれ、神奈川県出身。165㎝。飛距離が出る上に成績も安定し、ツアー初優勝に期待。

スイング解説

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石井忍
いしい・しのぶ1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日大ゴルフ部を経て98年プロ転向。その後、コーチとして手腕を発揮し、多くのツアープロを指導。現在は千葉、赤坂、神保町で「エースゴルフクラブ」を主宰。アマチュアレッスンも精力的に取り組む。

取材協力/エースゴルフクラブ千葉
取材トーナメント/ 明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント、アース・モンダミンカップ

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