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チタンFWが流行の兆し?!その理由を分析!

【ゴルフトレンドウォッチャー】コヤマカズヒロのYoutubeをチラ見せ!

2021/11/19 ゴルフサプリ編集部

コヤマカズヒロ

各種ゴルフメディアはもちろんYoutuberとしても活躍中のゴルフトレンドウォッチャー、コヤマ・カズヒロ氏の人気Youtubeチャンネル「コヤマカズヒロのYoutube【ゴルフトレンドウォッチャー】」を記事化!ゴルフ業界の旬なネタ、ゴルフ経験値が高まりそうな話、ギア関連のマニアックな話などなど。コヤマ・カズヒロ氏の一人語りをチラッとお見せします!

フェアウェイウッド、チタン必要ない説

この記事は、「チタン製フェアウェイウッドいいよね」というお話です。
でも、そもそもフェアウェイウッドには「チタンは必要ない」っていう定説があったんです。結構長いこと言われてましたよね。2010年代初頭ぐらいまで言われていたんじゃないかな?

チタンフェアウェイウッド自体、チタンドライバーが登場した90年代初頭から割とすぐに出てきて、90年代半ば頃から存在はしていました。
だけど、一方であったのが、先ほどの【フェアウェイウッドにチタンは必要ないという定説】。

では、なんでそういうことが言われるのか。

フェアウェイウッドのヘッド重量ってある程度決まっていますよね。210g前後ぐらいで、大きさはせいぜい200cc以下。多いもので150〜180ccぐらいでしょ?ドライバーのように極端に大きくなることはないわけです。

そうするとチタンを使わずとも、ステンレスで賄えてしまうんですね。ステンレスで作ろうと思うと、だいたい230~250ccぐらいが、多分肉厚の限度なんですけど、フェアウェイウッドの大きさであれば問題なくできてしまうと。

なので、ステンレスの6割以下の重さのチタンで作った場合、だいぶ重量が余るわけです。だから「無理にチタンで作らなくても、ステンレスで全然作れるよ」ということが言われてたんですね。

ところが、その比重が軽くて重量が余る、いわゆる<余剰重量>があるということは非常に尊いわけです!

【余剰重量が大きい=設計の自由度をめちゃくちゃ大きくする】わけですよ。余剰重量が"何g"って単位であるので、それを使っていろんなことができてしまうのです。

チタンが実現させた、各メーカーのフェアウェイウッド新性能

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最近のチタンフェアウェイウッドに特に多いのがソールの部分の工夫ですね。タングステンや、その他比重の重いステンレスプレートなどをヘッド全体の重量の中でもかなりの部分ソールに集中させるなどして、大胆な重量配分を実現できるようになったんです。

古くは プロギアの初代egg spoonもそうだったし、最近だと オノフKURO のチタンフェアウェイウッド、前作、前々作辺りもやっぱりそう。ステンレスヘッドでは到底不可能な重量配分が可能になって、大胆な重心設計ができたりするわけなんですね。

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加えて最近だと、テーラーメイドの SIM や SIM2 など、チタン製ボディを使いながら、ウエイトをつけながらクラウンにはカーボンを使ったりして、ソールはものすごく重たいんです。SIM2 はソールの一部分にも、確かカーボンを使っていたかな。

ヤマハの RMX VD フェアウェイウッドもそうで、上をカーボンにして軽く、下はすごく重くみたいなことね、やってるわけです。そんな大胆な重量配分っていうのはステンレスはやっぱり到底無理なわけですよね。

じゃあ「下が重ければ、いいのか?」っていうと、やっぱりバランスが大事なのでそういうわけではないんですけど、異素材を組み合わせることで大胆な重量配分ができて、今までにない性能が出せるようになったというところが、チタンフェアウェイウッドの大きいメリットだと思うんです。

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面白いところだと Masda Golf の FBLチタンフェアウェイウッド。

あれは逆に異素材はほぼ使わずに、チタンのピュアな素材感を生かしつつヘッドを223ccと巨大にしているんです。スプーンで223ccだから、市場に出ている中でもかなり大きい方。

いやぁ、性能を形状とそのチタンの肉厚で出すって、ある種の職人技で作ってるわけですよね。これもチタンの持つ<設計自由度>をうまく生かした例だと思います。ステンレスではそんなに大きくはできないですし、肉厚もあるのでその強度も保たなければいけないので難しいという。強度があって比重の軽いチタンを上手く使ったからこそできたのではないかと思うわけです。

コヤマ・カズヒロ氏が思う、チタンフェアウェイウッドの魅力

重量配分ができると、設計自由度が大きいというところもあるし、チタンを使うとやっぱり反発性能の良さみたいなのも出てきます。

プラス、例の高音。高い金属音で、ある種の爽やかなと打音と打感が楽しめるわけです。
もちろん、皆さんご存知の通りでチタンを使っても「バスッ!」っていう音もすれば、「キーン」って音もするから、その辺は設計にもよるんですけど。基本的にその「気持ちのいい打感・打音」、あと「フェース反発も出しやすいし、感触もいい」っていうこともチタンの魅力だと思っています。

ステンレス系素材のヘッドだとなんとなく打感が「ぐしゃっ」と潰れる感じありませんか? そこが、チタンだとやっぱりこう食いつきながらも、こう「キーン」と弾く感じがでやすいんじゃないかと思うんですね。例外ももちろんありますけど、高い金属音と、弾き感と、打感の柔らかさを味わえることが、チタンフェアウェイウッドのいいところですよね。

安くはないけれど、チタンフェアウェイウッドは試す価値あり!

フェアウェイウッド

そんなこともあって、かつては「フェアウェイウッドには必要ない」と言われたチタン製のフェアウェイウッドがここ何年か増えてきているんです。

また、グローバルでも日本でもクラブ自体どんどん高額になっている傾向があるんですよね。以前は300ドル400ドルぐらいだったドライバーが、今どんどん高くなっているという。日本だけじゃなく世界的に、「良いものは高くても買う」という人が増えてきてるんだと感じます。

そんな市場の変化を思うと、チタンフェアウェイウッドもニーズがあるのかな?今後作るメーカーが増えてくるのかな? という気がしてるんですよね。

翻って僕ら一般アマチュアの日常を考えると、ドライバーには頑張ってお金は使えるけど、使用頻度はそれほどないフェアウェイウッドにどれだけお金がかけられるか?というと、そんなに費用をかけられない人も一定数いると思うんです。

「ヘッドは高いです」「シャフトもうちょっと自分のに合うやつをこだわって入れたいな」って言うと、もう本当に10万円とか超えちゃいますもんね!ドライバーと変わらないぐらい高くなっちゃうので、そこがネック。

でも余裕がある人はですね、性能の違いも結構はっきり感じられるいいフェアウェイウッドが出てきているので、試してみてもいいのではないかなと思いますよ!

各メーカーのチタンフェアウェイウッドについてもっと細かく語っています。
詳しくは▼下の動画でチェック!

コヤマカズヒロ

児山和弘。1974年生まれ。学生時代には富士桜カントリークラブなどでアルバイトを経験。中古ゴルフFCチェーン「ゴルフパートナー」の立ち上げに参加、以後、ゴルフ業界に。2005年に「39ゴルフ」(アーリーバードゴルフ)設立。用品販売を行いつつ、オリジナルブランド製品を開発。2012年、フリーに転身し、ゴルフ用品からツアー情報まで、幅広く執筆するゴルフライターとしてゴルフトゥデイやゴルフサプリといった各種ゴルフメディアなどを通じて活動を開始。2013年、オウンドメディアの運営代行業を主業務とするメディアライトを設立。2018年にはYoutubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」を開設。


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