- TOP メニュー
- ツアー速報・関連情報
- 松山英樹は通算2オーバー・14位タイ、優勝は世界ランク1位のスコッティ・シェフラー
松山英樹は通算2オーバー・14位タイ、優勝は世界ランク1位のスコッティ・シェフラー
マスターズ2022は、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーがメジャー初V。史上4人目の連覇に挑んだ松山英樹だったが、通算2オーバーの14位タイでホールアウト。自動車事故から復帰したタイガー・ウッズは、右足を引きずりながらも4日間を歩き切って、通算13オーバーで終えた。
写真/Masters Official
世界一と言ってもいいアイアンショットにパットが噛み合えば
夢の舞台、オーガスタで史上4人目の連覇に挑んだ松山英樹。首痛などもあって万全とは言えない状態での戦いだった。だが、要所でスーパーショットを放つなどし、パトロンたちを沸かせた。通算2オーバーから最終日をスタートした松山の前半9ホールは、出入りの激しい展開となった。
1Hをパー、2H・3Hで連続ボギー、そして4H・5Hで連続バーディ。そして7Hでボギー、8Hはパー、9Hでバーディとして、スコアを1つ落として折り返し。バック9に入って、10Hはバーディを狙えるホール、バーディチャンスにつけるも約3メートルのバーディパットは惜しくもカップの右に抜けてパー。その後、12Hでバーディ、13Hでボギー、15Hでバーディとして最終日はイーブンパー、トータル2オーバーで大会を終えた。
松山英樹がグリーンジャケット授与の大役を果たす!
2オーバーの14位タイで今年のマスターズを終えた松山英樹。ホールアウト後にディフェンディングチャンピオンとしての大役が待...
ホールアウト後、現地での囲み取材で「最初の方からパターをなかなか入れることができてなくて苦しかった」という松山。たしかに、パットが入っていればという惜しい場面は多かった。だが、連覇への期待(重圧)を背負いながら、堂々たるプレーを見せてくれた。1ヶ月前に発症したという首痛は、4日間通して痛みが出なかったというが、大会前の調整では苦労したはず。来年は万全の状態でオーガスタに挑む姿を見せてもらいたい。
2日目に首位に立ち、そのまま首位を譲ることなく逃げ切りでメジャー初Vを飾ったのは、今年2月の「WMフェニックスオープン」で初優勝を遂げ、その後「アーノルド・パーマー招待」「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」でも勝利し、一気に世界ランキング1位に登り詰めたスコッティ・シェフラー(米国)。
最終日は4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの71、通算10アンダーでメジャー初優勝、グリーンジャケットに袖を通した。1996年生まれの25歳(6月で26歳になる)、プロ転向は2018年という、メジャー2勝のコリン・モリカワと並ぶ期待の若手が勢いそのままにオーガスタを制した。
そして、自動車事故から復活を遂げたタイガー・ウッズ。まだボルトとプレートが入ったままだという右足を引きずりながらも、4日間を歩き切った。
タイガー・ウッズ「氷風呂に何度も入って、凍死するほど冷やして腫れをとる」
2021年2月に起こった自動車事故から1年2カ月。右脚の切断も選択肢としてあったことを後に告白するほどの重症だったウッズは、...
成績は通算13オーバーの47位というものだったが、さすがタイガー!というショットを何度も見せてくれた。「ゴルフができることの喜び」を噛み締めながら、そして周囲のサポートに感謝をしながらプレーしたというスーパースターの復帰戦は、素晴らしい内容だった。
松山英樹のメニューに歴代覇者が感激!「全部をおかわりするつもり」とスピース、ガルシアは100点満点!
マスターズウィークの火曜日夜に開催された恒例のチャンピオンズディナー。はじめての日本人チャンピオンによるディナーに、...
世界のレジェンドが松山英樹の英語スピーチを絶賛!
2022年のマスターズが開幕した。第1組のスタートに先立ち、毎年恒例のオナラリースタートが行われた。名誉スターターはジャッ...