Q「残り3ホールでミスを未然に防ぐためのメンタルのコツは?」

A.「疲れたカラダと心をリセットして気持ちを整理しましょう!」

調子がいい日はプレーの流れを断ち切らない

上がり3ホールは疲労感からミスが生じやすく、集中力も途切れやすい。カラダと心を一度リセットして、どうプレーするかをはっきりと決断しよう。

ラウンド経験を積んだゴルファーなら誰もが分かっていることと思いますが、最後の3ホールになると突然スコアを崩してしまうことがよくありますよね。
私がラウンドレッスンしているときもラウンドの後半になるとショットが当たらなくなる人が結構いて、アドレスを見ると大概はカカト体重になっています。

そんなときはアドレスしたらカカトを数回上げてツマ先寄りに体重を感じましょうとか、ボールを少し遠めに置きましょう、などとアドバイスしています。
そういう対策法も頭に入れておくといいですし、上がり3ホールでは突然手打ちになって左に引っ掛けやすいなど、自分のミスに傾向を知っておくのも大事なことです。

いずれにしても足腰が疲れてくると、お腹が締まらなくなってインパクトで上体が起きやすいですし、集中力も途切れやすい点に注意が必要です。
そういう意味では上がり3ホールで気持ちをリセットするのがオススメです。

調子が悪い日でも集中力を保つ秘訣は

大きなミスが発生しないように、「自分のレベルを少し下げて丁寧にプレーしよう」と決めるのもいいですし、「今日はスコアがあまり良くないけれど上がり3ホールだけは締めるぞ!」、「パーを1つは取るぞ!」など自分に喝を入れるのもアリです。実は18ホールを3ホールずつ区切って、気持ちをリセットできる状況を6セット作るプレーすることは集中力の維持にとても効果的です。

スコアが悪いときは流れをいったん断ち切るべきですし、スコアがいい日は流れを切らさないほうがいい。上がりの3ホールもその日の流れを汲んで、ワーストスコアのピンチなら大叩きしないように自分のできることに最善を尽くしましょう。
逆にベストスコア達成の絶好のチャンスならばホールアウトして喜びに浸っている自分の姿を想像し、残り3ホールをポジティブにプレーすれば最高の結果が待っていることでしょう。

北野正之
(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


スコア80台でラウンドするためのゴルフ学

VOL.43 マネジメント編へ

シリーズ一覧へ