グリーンが10ヤード高ければ2番手上げよう
打ち上げのショットはクラブの番手を上げてピンにしっかり届かせる
グリーンが打ち上げのときは、ボールの場所が左足上がりの傾斜地になっているケースが多い。グリーンとの高低差や傾斜の度合いを見て、1~2番手大きいクラブを選択しよう。
日本のゴルフコースは山岳丘陵コース、林間コース、シーサイドコース、河川敷コースなど多岐に渡っています。アメリカンコースも増えましたが、私の経験上、ティショットが打ち下ろしでセカンドショットが打ち上げとなるホールがとても多いのが日本のコースの一般的な特徴といえると思います。
セカンドが打ち上げの場合はクラブ選択が重要なポイントとなります。ボールの場所とグリーンの高低差が5ヤードなら、1クラブ大きいクラブを持ちましょう。
グリーンが10ヤード高ければ2番手上げるのがベターです。2クラブはちょっと大きいと思うかもしれません。
しかし10ヤードの高低差って結構大きくて、飛ぶ人なら1クラブ上げればいいでしょうけれど、一般のアマチュアは1クラブ半は上げたいところです。確実にグリーンに届かせるという意味では2クラブが正解といえます。
「打ち上げのセカンドショットはオーバーを恐れずに打ちましょう!」
それに打ち上げのショットは左足上がりの傾斜地になっているケースが少なくない点も無視できません。左足上がりでは構えたときに平地で構えるよりもフェースが少し寝た状態となります。7番アイアンのロフト角が8番とか、8番と9番の中間くらいとなるため、ボールが高く上がりやすくキャリーが不足して手前にショートしやすい。
対策としてはピンに届かせるつもりで大きめのクラブを選択し、しっかり届かせるつもりでスイングしましょう。とはいえ力を込めて打つとボールが左右に散らばってしまいます。8割くらいの力感でも十分に届くクラブを持つことが大事です。
「大きいかな~」と思うくらいで丁度いいことが多いくらいですから、オーバーを怖がらずに打ってください。グリーンの手前にショートした結果、「自分は飛ばないのかな?」と疑ってしまう人が多いのですが、そうではなくてクラブ選択が甘いのです。
伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。
練習グッズの使い方が違う件。どうしても真面目に使えません(笑)。




