「大切なのは健康な身体」コスモヘルスが緑の甲子園・学生ゴルファーに伝えたかった思い
2022年 緑の甲子園「全国高等学校ゴルフ選手権大会」個人の部・開会式&大会レポート
8月9日・10日の2日間の日程で行われた「2022年度全国高等学校ゴルフ選手権大会」の個人の部。この大会の開会式と大会結果をお伝えするとともに、開会式で学生ゴルファーたちに健康の大切さを訴える講演会を行った「コスモヘルス株式会社」についてレポートする。
2022年度全国高等学校ゴルフ選手権大会は栃木県で開催
「緑の甲子園」の異名を持つ「全国高等学校ゴルフ選手権大会」、2022年の個人戦は、8月9日(火)10日(水)の2日間にわたり、栃木県のサンヒルズカントリークラブで開催された。女子の部は同クラブのウエストコース、男子の部はイーストコースを使用。
男子の部を制したのは、沖学園3年の林田直也選手。トップから3打差の5位タイでスタートした林田選手は、この日、8バーディ・1ボギーの7アンダー・65、この日のベストスコアで回り、逆転優勝を果たした。
女子の部は、共立女子第二2年の上田澪空選手が優勝。初日7アンダー・65、トップタイでスタートした上田選手は、最終日も安定したプレーで5アンダー・67で回り、トータル12アンダーで2位に2打差をつけて勝利を手中に収めた。女子ツアーにもアマチュアとして出場経験のある実力者。今後の活躍にも期待が膨らむ。
そんな白熱した試合の前日。8月8日(月)には、栃木県内で開会式が行われていた。大会に出場する選手たちが出席したが、その席で大会をサポートする株式会社コスモヘルスが、学生たちに向けて講演を行った。その様子も取材してきたので、お伝えしたい。
ゴルフツアーとも縁が深い予防医療業界のリーディングカンパニー
さて、「2022年度全国高等学校ゴルフ選手権大会」をサポートするコスモヘルス株式会社は、健康長寿のための予防医療の考えを日本中に広め、根付かせることをミッションとして1984年に設立された東京都新橋にオフィスを構える、予防医療業界のリーディングカンパニーだ。
現在、社会問題となっている医療費・介護費の増加に一石を投じるべく「より健康に長生きする人を、この国に増やすこと」をミッションとしており、全国のショールームを通じて、予防医療の考え方と予防医療機器の宣伝普及活動を実施。全国のショールームへの、年間合計来場者は300万人を超えるという。
社員数は350名以上を数え、医療器取り扱いの資格を持った予防アドバイザーが、病気のない社会を目指し、ショールームを訪れる人々に、健康の大切さを、伝え続けている。そうすることで、病院に頼らない「予防医療」の考えを日本中に根付かせているのだ。
芹澤 信雄(せりざわ・のぶお)プロ
そんなコスモヘルス株式会社は、2020年からPGAシニアツアー公式スポンサーを務めるとともに「コスモヘルスカップシニアトーナメント」を主催。一昨年、昨年に続き、今年も11月3~4日に平川カントリークラブにて大会の開催を予定している。
また、シニアプロゴルファーの芹澤 信雄(せりざわ・のぶお)プロと、2021年3月1日付で「健康サポート契約」を締結したほか、多くの選手をサポートしている。
さらに、JGTOツアーに帯同するフィットネスカーでは、トレーナーを務める成瀬克弘氏が、実際に機器を使用し、その効果を実感したことをきっかけに、予防医療機器の全機種を導入。機器を利用した選手たちからは「体験後、身体の調子が非常に良くなったありがとう」という言葉が寄せられ、ご自宅でも愛用したいと、多くの注文も受けているという。
日本人の健康に対する意識改革のために学校で予防授業を開催
さらに、コスモヘルスは現在、小学校・中学校・高校・大学でも予防医療の授業を開催している。
「病気のない社会を作る」というビジョンを掲げ、綺麗ごとではなく、本気でその未来を創ろうとしている。世間では「一民間企業が、日本の医療費をどれだけ削減できるのか、無謀だ」と言われても、本気でチャレンジを続けている。
それを成し遂げるためには、日本人の意識改革が必要であることに、創立から30年以上ずっとぶつかってきたという。「病気になったら病院へ行こう」「病気になったら医者任せ」「病気になってしまったら、その時はその時だ」という他人任せのような言葉を、日本中で聞いてきたというのだ。その結果、今の日本は、「医療費40兆円突破」「介護認定者600万人突破」「年間の新規癌患者数99万人越え」「認知症患者数462万人」といった悲しい現状に直面している。この問題の全ての出発点は、日本国民の健康への意識の低さ・予防意識の低さだと、コスモヘルスは考えているそうだ。
例えば、「自分の平熱」を確実に知っている人はどれくらいいるのだろう? 起床してすぐの体温を基礎体温というが、全国のショールームで顧客に尋ねても「風邪引いた時しか測らないから、知らない」という答えが返ってくる。だが、欧米諸国の国民に聞くと、きちんと答えられる人がほとんどだそうだ。
また、ショールームでは、薬をたくさん飲んでいる顧客がいて「何の薬を飲まれているのですか」と尋ねたら「知らない」という答えが返ってたという。「先生が出すから飲んでる」という返答に驚いたという。
それだけ、悲しいことに、日本国民は、「自分の身体への関心・自分の健康は自分で守るという意識」が低いと痛感してきたのだそうだ。
そのため、コスモヘルスは5年ほど前より、日本が健康に歳をとれる社会になるには、教育から変わらなければならない。「国語・算数・理科・社会・予防」というように、初等教育から「健康・予防」に関心を抱かせないといけないと、社会に訴えかけてきている。
その甲斐あって、2019年に、東京都の教育庁の方と縁が繋がり、東京都大田区の小学校で予防の授業を実現。それが好評だったことから、小中高大学にて授業を開催できることになった。現在では、地域の体育館・公民館・お寺など、さまざまな場所で予防の授業を行っている。
プロゴルファーたちにもゴルフを通じて予防と健康の素晴らしさを伝えている
そんなコスモヘルスは、学校だけではなく、トーナメントでもプロゴルファーに向けた予防セミナーを実施している。
2020年にPGA公式スポンサーに就任し、2020年11月に第一回コスモヘルスカップを開催。大会コンセプトが「ゴルフを通じて予防と健康の素晴らしさを伝える」ことだったことから、大会前に、プロゴルファー向けに予防セミナーを開催したのだ。
コスモヘルスの代表取締役社長の鈴木優輔さんが講師となり「対処療法の西洋医学と、自分の力で治す自然治癒力を大切にする東洋医学の考え方の違い」などを説明した上で、自分の身体の守り方を伝えたという。
選手たちは、その話に興味を持ち、メモを取る選手もいたとのこと。やはり、プロ選手の中にも、身体の不調が原因で、スコアが伸び悩んでいる選手、現代医療では回復できずに困っている選手が存在していたからだ。
そんなコスモヘルスの活動に共感した、日本高等学校・中学校ゴルフ連盟の井上尚彦理事長より「中学生・高校生にも、是非、予防の話をして下さい」と提案されたことをきっかけに今回の「2022年度全国高等学校ゴルフ選手権大会」の開会式において、予防医療について講演をすることとなったという。
学生たちにアスリートにとっての健康の大切さをアツく語った
開会式の講演について、コスモヘルスの担当者は、こんな風に話してくれた。「開会式では、ゴルフ名門校の生徒が全国から集まってきています。そんな影響力を持った未来ある若者達に、メッセージを送る機会を頂けるなんて、こんな有難いことはありません。10代という、思考が柔軟な時に、「自分の身体は自分で守るんだ」「健康以上に大事なものはない」「失ってから健康を取り戻すんではなく、守るのが健康なんだ」という想いを、本気で伝えさせて頂いております」
予防アドバイザー岡本良太氏
講演を担当したのは、同社の予防アドバイザー岡本良太氏。前職は、有名大型ダンスandボーカルグループのマネージャーを務めていたという異色の経歴の持ち主。親の病気をきっかけに家族の健康以上に大切なものはないと気づいたことから、現在の仕事に転職したという。そんな岡本氏がアツく語ったテーマは「予防の大切さ、アスリートにとっての幸せとは?」というものだった。
「アスリートにとって、大事なのは、心技体ではなく、体技心。どんなに技術があっても、土台となる体力、健康でなければならない。どんなに技術を磨いても、どんなにモチベーションを高く保っても、ケガをしてしまっては、何も成し遂げることはできない」と、アスリートにとって、健康は何事にも代えられないということ。
また、予防医療の観点から、胃腸や肝臓など、内蔵の働きを落とさないことがケガの予防につながると話し、眠りの質や食事の内容についても、気をつけて欲しいと伝えた。そして、アスリートにとっての幸せとは、健康であること、本気で取り組んだことを家族や仲間がよろこんでくれること。さらに、ゴルフを通して、スポーツの素晴らしさ、健康の大切さ、予防を伝える伝道師になって欲しい。と締めくくった。
コスモヘルス株式会社 取締役 小塚崇史氏
講演後、学生から「意識が変わりました」「食事に気を付けるようになりました」という感想が届いているとのことで、担当者は「嬉しい限りです。現在、有難いことに、ゴルフの開会式で講演をさせて頂いたことをきっかけに、バレーボールや柔道など、他のスポーツ業界でも貢献させて頂いております。これからも、予防医療の普及を通じて、アスリートの健康サポートを通じて、日本社会に貢献していきます」とも伝えてくれた。
また、開会式に参列していたコスモヘルス株式会社 取締役 小塚崇史氏に今回の講演について感想を求めると、「予防医療を意識して、健康でいることがゴルファーとしてのパフォーマンスを高める。これからのゴルフ界を背負う子供たちには、ケガをせず、長く選手を続けてもらいたい」と語ってくれた。その学生たち、そしてゴルフ界の未来を想う気持ちは、学生たちにしっかり伝わったようだ。
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