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幅広いゴルファーにドンピシャ!「ステルス グローレドライバー」には最新テクノロジーがテンコ盛り!

野村タケオのゴルフ実験室

2022/10/05 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

ステルス グローレドライバー

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
今年バカ売れしたドライバーと言えば、間違いなくテーラーメイドのステルスですよね。あのカーボンフェースは衝撃的でした!もちろん僕も持っています!その画期的なカーボンフェースを搭載したドライバーがテーラメイドから新しく発表されました!それが「ステルス グローレドライバー」です!そう、グローレのステルスがひっついちゃったんですよ!これはもう期待しかありません!先日行われた「ステルス グローレシリーズ」の発表会でさっそく試打してきたのでレポートします!

<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ

ステルス グローレドライバーってどんなの?

テーラーメイドの「グローレ」といえば、日本のゴルファーに向けたモデルとして2012年に初代が発表され、いきなり大人気となりました。なんともう発売から10年になるんですね。

高級感があって、優しく飛ばせるってことで大人気となりましたが、アマチュアだけでなくシニアプロや女子プロの使用率もけっこう高かったんですよ。それほど完成度が高いモデルってことです。

そんなグローレにカーボンフェースが搭載されたのが「ステルスグローレ」です。ステルスドライバー同様、60層のツイストカーボンフェースがインパクト時のエネルギー伝達効率を上げ、ボール初速がアップします。またカーボンフェースにしたことでフェース面積は約10%拡大。そのうえでフェース重量は約40%の軽量化を達成しています。

ステルスグローレの構造はこんな感じ!

ステルスグローレの構造

軽量で高強度の「フォージドアルミニウムリング」や「カーボンソール」、「カーボンクラウン」を採用し、それらを溶接をすることなく結合する「マルチマテリアル構造」を採用。

この構造で生まれた余剰重量を最適な位置に配置することで、さらなる優しさと安定性を生み出しています。

ステルス グローレドライバー
高級感がありながらもシャープでアスリートモデル的なデザイン。

デザインがかなりかっこ良くなってるんじゃない!?

ステルス グローレドライバー

まず構えてみると、クラウン部分のカーボンとフェース際の白い部分とのコントラストで、とても構えやすい。形状的にはステルスドライバーよりも少しだけ丸い感じで、つかまるイメージが出ます。

白いパーツのおかげで方向性が出しやすく、構えやすい顔。フェース面はステルスの赤に対して、黒とグレーでかなり締まった印象。ヘッドのデザインは白と黒をベースにゴールドの差し色が入っていますね。

高級感は保ちながら、今までのグローレよりもかなりアスリートモデルっぽいデザインになっている気がします。個人的にはかなり好きなデザイン。

ステルス グローレドライバー
カーボンフェースは黒とグレーのコントラストがカッコ良い。

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さっそく試打ブースで打ってみたのですが、シャフトは純正のFUJIKURA SPEEDER NX for TMのS。シャフト重量は約48gでトルク6.7の先調子ということです。

この組み合わせでクラブ重量が約278gということなので、けっこう軽量ドライバーということになりますね。

実際に打ってみた

野村タケオ,試打

ボールを打ってみると、シャフトのしなりをけっこう感じます。ただ手元側はそこまで柔らかくないので、頼りないという感じはしません。

シャフトがつかまえてくれる動きをしてくれるのと、ヘッドのヒール側に「ドローバイアスウェイト」を搭載していることで、かなりつかまりのいいクラブに仕上がっていますね。僕が普通に打って軽いドローになりました。スピン量は少し少なくなるイメージです。

試打したヘッドのロフトが10.5度でしたが、それでもスピン量は3000回転を少し下回るくらい。スピン量が多い僕としては、これはなかなかいい数値です。ロフト9度のヘッドにすれば、もっとスピン量が減るんじゃないかと思います。

とにかく打感と打音がヤバイです!

ステルス グローレドライバー

僕がステルスグローレを打ってみて一番感じたのは、とにかく打感と打音が最高に良いってこと!ミスヒットへの強さや、飛距離性能、つかまりの良さということも感じましたが、とにかく打感と打音には感動しました。

ステルスドライバーのときには、カーボンフェースとは思えないいい打感と打音だな~くらいにしか思っていませんでしたが、これはカーボンとかチタンとか素材関係なく、本当に打っていて気持ちがいい。

それもそのはずで、今回はカーボンソールのトゥ側に「アコースティックアジャスター」という機能を搭載し、日本人に好まれる打感と打音を徹底的に追求したそうです。
打感は少し柔らかめで、一度ヘッドに乗るような感覚がありますね。で、そこからボールが飛び出す。初速はけっこう速いので、柔らかいけれどもしっかりと弾いてくれているということでしょう。

カチャカチャ搭載モデルも追加されました~!

ステルス グローレドライバー

僕が試打してみた感じでは、少しだけクラブ重量が軽いかな~と感じました。ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファー向けに作っているということなので、僕が使うと(ヘッドスピード42~43m/sくらいです)少し手元が浮いたりしちゃう。そもそも僕のスイングが手打ちってこともありますが。

なので、もう少しシャフトを重くしたりしたいな~と思うのですが、実は今回はそれが簡単にできるモデルがあるんです。セレクトフィットストア限定販売ということになるのですが、カチャカチャつきの「ステルスグローレ+(プラス)」というモデルがラインナップされました。
ヘッドの構造は全く同じで、カチャカチャが付いただけなので、自分の好きなシャフトでステルスグローレを使うことができるんです。いや~これは嬉しいですね。

今回は発表会の会場での試打だったので、なんとも言えない部分はありますが、やさしくボールをつかまえて飛距離の出るドライバーに仕上がっていると感じました。最新テクノロジーがこれでもかってくらい詰め込まれているのですが、ゴルファーが使ったときに心地いいと思える感覚の部分もしっかりと考えられていて、よくぞここまでやったな~と感心しますね。

ヘッドスピード40m/sくらいのゴルファー向けに開発されたクラブですが、シャフトを変えれば幅広いゴルファーにも使えると思います。ステルスドライバーがイマイチ上手く打てなかった人は、重量的にも機能的にも、これがドンピシャになるかもと僕は思います。

ぜひ一度試打してみてはいかがでしょうか。僕もまたコースで試打させてもらいたいと思っています!

野村タケオ

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。


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