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タイトリスト『TSR』ドライバー!特性と選び方

【ゴルフトレンドウォッチャー】コヤマカズヒロのYouTubeをチラ見せ!

2022/12/15 ゴルフサプリ編集部

タイトリスト TSR

各種ゴルフメディアはもちろんYouTuberとしても活躍中のゴルフトレンドウォッチャー、コヤマ・カズヒロ氏の人気YouTubeチャンネル「コヤマカズヒロのYouTube【ゴルフトレンドウォッチャー】」を記事化!
ゴルフ業界の旬なネタ、ゴルフ経験値が高まりそうな話、ギア関連のマニアックな話などなど。コヤマ・カズヒロ氏の一人語りをチラッとお見せします!

写真/コヤマカズヒロのYoutube【ゴルフトレンドウォッチャー】より引用

タイトリストの注目作『TSRドライバー』

タイトリスト TSR

2022年秋の最大の注目作になりそうなタイトリストの新しいドライバー、「TSRシリーズ」の紹介をしたいと思います。

前回のTSIドライバーがPGAツアー使用率ナンバーワンだったという話なんですけど、TSRも非常に使用率の高いドライバーになっています。プロのスイッチも非常にスムーズで多くの選手がTSRに代わっているということなんです。

6月のトラベラーズチャンピオンシップでプロが使い始め、その時には初戦ながら18人の選手が入れ替えたそうです。全英オープンで優勝したキャメロンスミス、2位のキャメロンヤングもTSRを使っていました。

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メディア試打会に先駆けて商品の説明もメーカーの方にしていただきました。「我々は目新しいテクノロジーを売りにするんじゃないんだ」ということを以前から言われていて、「タイトリストはプレミアムパフォーマンスブランド」、要するに「高いパフォーマンスを出すためのメーカー」というふうに位置付けられているんです。

それを証明するのが、PGAツアーの使用率がナンバーワンであるということ。あくまでも使用率にこだわって、世界の最高峰で勝利を手にしたいと思っている選手たちが選ぶクラブ、それがタイトリストだ、ということなんですね。

タイトリスト TSR

今回は「TSR2」「TSR3」「TSR4」の3機種が出ています。前回は4だけ追加で発売されてカスタム専用になっていたと思うんですけど、今回は2と3に加えて4が同時に発売になっています。

投影面積は2、3、4の順で大きくなっていて、TSR2、TSR3は460cc、TSR4は430ccで現代にしたら小ぶりなヘッドになっているという感じです。

ロフト角は全モデルに9度と10度、カスタムで8度もあります。TSR2に関しては、11度もカスタムでラインナップされていて、ロフト角もしっかり用意されていますね。

前作のTSIでも純正シャフトがわりと評判が良かったんですけど、今回も純正シャフトが3種類ラインナップされています。TSR2とTSR3に採用されるTSP111とTSP310、TSR4にはTSP311という64gと非常に重たくてしっかりしたシャフトが純正で入っています。

前作でも採用されたプレミアムシャフトというのがあるんですけど、これはカスタムシャフトよりも安くパフォーマンスを発揮できるカスタムシャフトが付くというのがメリットなんです。前作では名作のツアーAD DIがプレミアムシャフトとして採用されていました。今回はIGも加わって、DIとIGの2機種、50g台と60g台がラインナップされています。

前作のTSIがATI425という素材を採用して結構話題になりました。新しい良い素材を使ったことで反発性能が高まり打感も良くなった、形状も実現できるようになったということだったんですけど、今回はその好評だったATI425を採用していないんです。

今回はエアロスペースグレードチタンという素材を採用しています。普段からエンジニアの皆さんがいろんな素材を試していて、前作がその中からATI425を採用し、今回はまた違う航空宇宙系の素材を採用したということなんです。"強度"”反発力””耐久性”の面で優れた特性の素材を使っているという説明を受けました。

要するにATI425を使わなくても同等以上の性能が出せる素材を採用しているということなんです。これは面白いですよね。せっかくいい素材を使って性能を出せていて評判も良かったのに、もっと性能が出せるものに変えるという、そんな意思を感じる素材選定だと思います。

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メディア試打会での感想と僕のファーストインプレッション

コヤマカズヒロ

タイトリストで主催するメディア向けの試打会があり、そこでマイクラブを持ってきてくださいということで、ローグSTトリプルダイヤモンドLSの10.5度を持って行きました。

非常に調子が良くてかなり自信を持ったドライバーだったんです。まずマイクラブから打ってくださいと言われ、打ってみたら自分でも申し分がないぐらいのショットが出てGCクワッドで測ったらキャリーで257ヤード飛んでいました。

打ち出し角が14.5度、スピン量が2313回転、初速が65.4という僕としてはこれ以上の球は出ないんじゃないかというくらいのショットを打ったんですよ。キャリーで257なので、おそらく270ヤード以上は普通に出てると思います。

そこからタイトリストのフィッティングスペシャリストの方にTSRのフィッティングをして頂きました。そしたらTSR2でもTSR3でも初速66m/s以上を連発したんです。

平均で初速1m以上伸びてはいないものの、明らかに平均で伸びていて、5球ずつ打っていいショットも悪いショットも初速が出るということが起きたんですね。フィッティングの結果をまとめていただいたんですけど、飛距離が僕のマイクラブの渾身のショットが負けていました。

TSR2では一番いいショットで初速が66.2m/s出て、キャリーが258ヤード。TSR3は初速が66.4m/s、飛距離が262ヤード。キャリーで260といったら僕の場合はもう珍事ですよ。

タイトリスト TSR

ほとんどの方にとっては数字だけ見るとたかが1ヤード、たかが5ヤードじゃないかという感じだと思います。だけど僕としては渾身のいい当たりのローグST、それなりに仕上げてきたマイドライバーより、そんなにいい当たりじゃないTSRが何度も上回ってしまったんです。

たしかに5ヤード以内の差ですから、そのくらいの性能差よりも僕たちの打点のブレの影響の方が強いんじゃないかというのはもちろんあります。でもTSRはTSI、TSを確実に上回っているなという感じがしましたし、非常に優れたドライバーが出てきたなという印象を受けました。

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そうすると基本的には難しくなるんですけど、慣性モーメントは前作の感じでキープして、比較的易しいヘッドのままでスピンが減るようにしているという話でした。TSR2に関しては非常に進化している印象です。

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TSR3は460ccで見た目もちょっと小ぶりに見えて、その分ちょっとディ―プになっているんですけど、見た目どおり振り抜き感、操作感があるヘッドです。前作のTSI3が非常に評判が良く、アマチュアの間でもプロの間でも3の方が人気が高かったので、2は大きく進化させて3はどちらかというと性能をキープしているという感じです。

打った時の弾き感が増して打感の食いつき感がすごく評判が良かったんですけど、今回はもう少し弾く感じにして、さらにちょっとロースピンになっています。

飛距離性能は前作と比べて上がっていると言っていいんじゃないかなと思いますね。操作感も残っているし、打感とスピン量の違いがちょっと感じられます。

TSR4の特性

4は形がもう全然違うんですよ。小ぶりなTSR3みたいな感じで、より操作性が高く振りやすさがあります。メーカーの触れ込みは、アルティメットロースピンドライバーということで、究極に低スピンだということなんです。

低スピンでなかなかボールが上がらない、かなりハードな部類に入るドライバーだと思います。

僕が試打したのは10度だったのでまあまあ上がった気はしますけど、真っ直ぐ打ってるつもりなのにちょっとドローだったりちょっとフェードだったりと、なかなかストレートボールが打てないヘッドでした。

でもそれは僕が下手くそなだけで、ちゃんとしたスイングでしかもヘッドスピードが速い人が打つとメリットのあるドライバーだと思います。

打感はだいぶ変わりましたね。ちょっと弾くような感じがして、僕はもうちょっと食いついてくれたほうがいいんじゃないかなと思いますけど、小ぶりなヘッドの割には飛ぶクラブになってます。そこはちょっと大きな特徴だなと思います。

この3種類のヘッドをまず選ぶところから始めないといけないわけです。3機種とも低スピンなので、ヘッドスピードの遅い人はあまりターゲットになっていないかなという感じがします。

そしてスライスのお助け要素はあまりなく、つかまりを補ってくれるようなモデルではないです。つかまるクラブじゃない、球が上がるクラブでもない、という基本特性はちょっと押さえておきたいところです。

ヘッドスピードが速くなくて、かつちょっとスライス傾向の人は3機種とも厳しくなるかなという印象があります。ちょっとうまい人向けに3機種出ていると捉えたほうがいいですね。ゴルファーすべてを補うようなラインナップではないと思います。

3機種で振り感がまったく違う

  • 『TSR2』まあまあ振りやすい
  • 『TSR3』さらに振りやすい
  • 『TSR4』さらに振り切りやすい

特性が結構違うので、自分に合いそうなものを選ばないといけないということが大事になるんじゃないかなと思います。

僕は2と3で迷って、結局両方を注文してしまいました。TSもTSIもパスしたんですけど、今回は非常に性能に納得感があったので買わざるを得なかったですね。どっちかをSにしてどっちかを手放すかもしれませんし、これからちょっと育ててみようかなと思っています。

タイトリストはフィッティングしてパフォーマンスを出すということに非常に力を入れていて、なかなかおすすめなのでぜひフィッティングをして注文していただくといいんじゃないかなと思います。

振動数を計測してみた話や、フェース素材、フェース設計の話もしています。
ぜひ動画もチェックしてみてください!

コヤマカズヒロ

2012年、フリーに転身し、ゴルフ用品からツアー情報まで、幅広く執筆するゴルフライターとしてゴルフトゥデイやゴルフサプリといった各種ゴルフメディアなどを通じて活動を開始。2018年にはYouTubeチャンネル「試打ラボ しだるTV」を開設。1974年生まれ。


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