アプローチでボールを上げるショットは苦手…そんな100切りにゴルフファーに最適!超簡単ランニングアプローチ
上げるアプローチよりも、コロがすアプローチのほうがミスしにくく、やさしく打てます。そこで、どんなレベルの人にもおすすめの2つのランニングアプローチを紹介します。
アドレスも打ち方もアプローチと同じ。でも使うのはパター。これなら長い距離でも寄せられる
ボールをコロがすアプローチショットは、ボールを上げるショットに比べてスイングが小さいため、ミスしにくいものです。そのため、100切りを目指すレベルの人でも比較的簡単に打て、いい結果につながりやすいといえます。
とはいうものの、アプローチウェッジやサンドウェッジでコロがそうとしてチャックりしたり、トップしたり…。100切りレベルの人たちは、大多数がこんな経験をしているはずです。
そこで、とにかくミスが出にくく簡単に打てるコロがしアプローチテクニックを、若手女子プロの鶴岡果恋や澁澤莉絵留、村田理沙のコーチで、関東ゴルフ連盟チームKGAジュニア技術担当コーチもつとめる重田栄作プロに聞きました。
重田栄作の久々のラウンド直前&当日の秘訣 11ドリル
自由な行動が制限されてラウンド回数が減っている人も多いはず。久しぶりのラウンドでちょっと不安…という人のために重田栄作...
重田 「僕がおすすめする、このレベルの人でも簡単に打てるコロがしテクニックは2つ。
1つめは『ピッチパット』です。名前の通りパターを使ったコロがしアプローチです。たいていの人がグリーンの外からパターで寄せる時、パターのアドレスをして、振り幅を大きくしたパターのストロークで打ちます」(重田栄作プロ・以下同)
「この打ち方が悪いわけではありませんが、10メートルを越える距離になると、パターのアドレスをしていても下半身が動いてしまい方向性が悪くなりがちです。また、20メートルや30メートルの距離になると、パターのストローク幅を大きくした打ち方ではなかなか距離感が合いません」
「このように、100切りレベルだとあまりいい結果に結びつかないことが多く、それならば、パターを持ってアプローチのアドレスをして、アプローチっぽいスイングをしたほうがよい結果につながりやすいのです」
もう1つのアプローチテクニックは『スクレイプショット』
次のページ