1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. アプローチ
  4. アプローチでボールを上げるショットは苦手…そんな100切りにゴルフファーに最適!超簡単ランニングアプローチ

アプローチでボールを上げるショットは苦手…そんな100切りにゴルフファーに最適!超簡単ランニングアプローチ

2023/03/22 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

いきなり純回転でコロがるため、オーバーのミスにならない

ユーティリティ

重田 「2つめは『スクレイプショット』で、ユーティリティを使ったコロがしアプローチです。最近はグリーン周りからのアプローチで、ユーティリティやフェアウェイウッドを使うシーンをよく見かけるようになりました」

「これらのクラブはソール幅が広いため滑りやすく、チャックりのミスが出にくいといえます。しかし、ボールがポーンっと強く打ち出されてグリーンオーバーというケースがよくあります。つまり、ユーティリティやフェアウェイウッドは、素材の関係でボールの弾きが強いわけですね」

「ポーンっと強く打ち出されることを防げるのが、スクレイプショットです」

スクレイプショットの打ち方

(1)いつもよりボールに近づき、右足の前にボールを置きます
(2)フェースを少し被せてアドレスします
(3)あとは小手先を使わずに、カラダのターンでスイングしてボールを打ちます

スクレイプショット

スクレイプショットはいつもよりボールに近づいて右足の前にボールをセットし、フェースを被せてアドレスすることが大切(撮影/宮川岳也)

重田 「フェースを被せてアドレスしているため、ロフトが立ったインパクトになり、打ち出された途端にコロがって行くアプローチになります。キャリーがほとんどなく、いきなり純回転といったイメージです」

「フェースを被せないとキャリーが出るため、どうしてもそのぶんボールが強く打ち出されてオーバーしがちです。しかし、スクレイプショットは右足の前にボールを置き、さらにフェースを被せてアドレスすることでキャリーをなくしているのです」

「芝がかなり薄くウェッジだとリーディングエッジが刺さりそうなライやベアグラウンド、逆目のラフなど、ウェッジだとミスしそうと感じたら、このショットをぜひ使ってください」

宮川岳也

宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

2024年最新ウェッジおすすめ人気ランキング20選|選び方のポイントも解説!

2024年最新のウェッジおすすめ人気ランキングを発表!ゴルフ初心者・中級者はもちろん、上級者からも人気のウェッジ全20クラ...

あわせて読みたい

チッパーは冬ゴルフの秘密兵器!冬芝のダフリ回避に効果テキメン

チッパーという種類のクラブをご存知だろうか? グリーン周りでのチップショットやボールを転がして寄せるアプローチショット...

あわせて読みたい

西郷真央のアプローチスイング連続写真【2021年JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ】

西郷真央のアプローチスイング連続写真。ジャンボ尾崎を師匠と仰ぐ若手有望株。ルーキーシーズンで数多く優勝争いに絡み、ひ...

あわせて読みたい