スピン系ボールは、アベレージゴルファーにデメリットが多いってホント!?オススメは、今使っているクラブメーカーのボールだった

他の競技と違って、自分でボールを選べるのがゴルフの面白いところ。せっかく選べるのだから、真っ直ぐ遠くへ飛んで、スコアアップにも繋がるものを手にしたほうがいいと思いませんか？ そこで、ボール選びの秘訣を紹介。

自分が使って飛ぶボールが、真の飛ぶボール

皆さんはボールをどういう基準で選んでいますか？
「メチャクチャ飛ぶと宣伝していたから」「アプローチのスピン性能が高いから」「憧れの○○プロが使っているから」「どうせなくすから、コストパフォーマンスのいいものを使っている」など、その理由は人それぞれだと思います。

もちろん、どういう理由でどのボールを選ぶかは個人の自由なわけですが、もしアナタが「いいスコアを出したい」と思うなら、高価なボールや上手い人が使っているボールではなく、自分のスイングやヘッドスピードに合うボールを選ぶことが重要なポイントになってきます。

では、アナタにとって合うボールとはどんなモデルなのか。

数多くの種類があるボールですが、ディスタンス系と、スピン性能を重視したスピン系とに大きく分かれます。前者は飛距離性能を重視、後者はスピン性能を重視して開発されたボールで、両者とも、誰が打っても飛んだり、誰が打っても止まるボールではありません。使う人によって、発揮される性能が大きく変わってくるのです。

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飛距離だけでなく直進性も高いディスタンス系

まず、飛距離に関していえば、ヘッドスピードが速い人がドライバーで芯を食った場合、ボールの種類にもよりますが、ディスタンス系もスピン系も飛距離は大きく変わりません。しかし、芯を外れたとき、スピン系はディスタンス系に比べてスピンがバラついてしまうので、その分、飛距離は落ち、左右のブレも大きくなります。

つまり、真っ直ぐ飛ばすだけなら、ディスタンス系のほうがいいということです。特に、アベレージゴルファーはミート率が低くなりがちなので、安定した飛ばすためにもディスタンス系をオススメします。

さらに付け加えれば、ヘッドスピードが遅い人にとっては、ディスタンス系のほうが飛距離が出やすくなっています。その理由は、スピン系よりもディスタンス系のほうが軟らかく、遅いヘッドスピードでもインパクトで潰れる度合いが大きくなり、その分復元力が大きくなってボール初速が速くなるからです。

ここまでの話からもわかるように、安定した飛びだけを考えれば、ディスタンス系のほうが絶対的に優利なのです。