パラダイムドライバーの恩恵で僕たちアベレージはゴルフが優しく楽しくなったが、実はアイアンの方がすごいらしいよとの声をよく耳にする…本当なの!?
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デビュー以来、世界で大活躍しているキャロウェイのパラダイムシリーズ。もっぱらドライバーが注目されている中「ドライバーが良いのにアイアンが悪いはずがない」とカリスマテスター・石井良介。パラダイムアイアンはその典型で、アベレージゴルファーのことまでよく考えて作られているという。ではどこがそんなにイイのか?試打やラウンドの経験をもとにアベレージゴルファーにもたらすメリットを引き出してもらった。
撮影/相田克己 取材協力/千葉セントラルゴルフクラブ
みんなが“これなら打てる”と感じる絶妙なスタイルとサイズ感
アベレージゴルファーといえども、打ちやすいアイアンと打ちづらいアイアンがあり、多くの場合それを左右するのは見た目の印象。とりわけキャロウェイはエポックメイキングなアイアンを打ち出してきたことで知られる。ということで、まずはパラダイムアイアンのスタイリングについて。
石井 「僕の認識ではキャロウェイのアイアンは3つあって。1つは伝統的なショートネック系。グースが大きくトップブレードが厚い、ビッグバーサから連綿と続くいわゆるキャロウェイの顔です。2つめはXフォージドのような、ロジャー・クリーブランドが加わってから登場したトッププレーヤーに向けたツアーユースの顔。3つめは、僕の記憶の中ではX2ホットくらいからの、やや細身で薄めでフェース長が長く、距離もやさしさも出しつつシャープにしたタイプ。
それらに付随してエイペックスのようなモデルがあると思っています。見た目で大きく分けると、ボテッとしたタイプ、超カッコいいタイプ、ちょっと薄いタイプです。
レベルを問わず日本のゴルファーは顔つきや造形にこだわる人が多い傾向にありますが、今回のパラダイムアイアン、特にノーマルモデルは、そんな人々の期待を満たす均整のとれたいいヘッドだと思います。
キャロウェイの流れの中で言うなら、ボテッとした部類の進化系なのに伝統的な部分もしっかり残しながら現代的にシェイプされている。やさしいのにカッコよくて、さらに新機軸も組み込まれています。
ですから、いわゆるアベレージゴルファーの大多数がパラダイムのノーマルモデルを使うことでいい結果が出ると思います。
シャープすぎず野暮ったくもない。カッコいいのに、みんなが“これなら打てる”と感じられる絶妙なスタイルとサイズ感です」
どこに当たっても打感が良く、悪いライから打っても止まる
次に知りたいのは実際どうなのか?試打のみならずパラダイムアイアンでラウンドも消化したという石井。
実感したのはアベレージゴルファーには迷う余地がないほどの完成度の高さだった。
石井 「実際に打つとロフトがそこそこ立っているのに球が上がりやすい。
また、金属を貼り合わせ、中にウレタン・マイクロスフィアを入れた構造ですが、それにしても打感が柔らかい、というのが第一印象でした。
過去のモデルで言うとXRやローグアイアンのように、ちょっと硬めの打感で、音としても“パチン!”という破裂音的なものが多く、キャロウェイのアイアンは初速が出て飛ぶけれど、フィールの部分では“?”なところがあると思っている部分がありましたが、パラダイムの3モデルはどれも打感がいい。
それでいて初速も出て球も浮くんだから、もうこれでいいじゃん!という感じです」
石井 「ラウンドもしましたが、グリーンが固くてしまったコースだったのにボールが止まった。必要なスピンが入って高さも出る。高さが出れば多くのグリーンは止まると思いますが、そこにいわゆるフォージドのようなスピンではないけれど適度なスピンが入って止まるんです。
言い換えると、やさしいクラブにありがちな“飛びすぎ”が全くありません。ちょっと悪いライから打っても止まってくれたし、ミスヒットしてもウレタンのおかげなのか、どこに当たっても打感がよくて芯を食っている感覚がありましたね」
100ヤード前後からグリーンに乗る確率がアップ
飛距離も魅力的だがやっぱりアイアンはコントロール。100ヤード前後の距離からは確実にグリーンに乗せたいが、アベレージゴルファーにとっては簡単ではなく乗り確率は3割にも満たない…。
石井 「アイアンでは7、8番あたりで高さが出て飛ぶのも大事ですが、今作はそれより下の番手が大変充実しています。
特にAWの下にも52度など、アイアンの形状でウエッジの距離を打てるクラブをラインアップしているところはゴルファーのことを考えてくれていると感じる部分です。
ウエッジでは2度刻みとかありますが、ツアープロなら欲しいかもしれないけれど一般のアマチュアゴルファーには必要ないと思う。それほど過酷な環境でプレーしないし繊細なコントロールもできないからです。
そう考えるとアイアン形状のウェッジを作った方が残り100~90ヤードをアイアンと同じように打てる。しかもスピン量が入りすぎないからアゲンストにも負けずにその距離が打てます。
100ヤード前後からグリーンに乗る確率が上がるというのがパラダイムがアマチュア、とりわけアベレージゴルファーのことを考えて作られていることの証左だと思います」
軽さやシャープ感が欲しければマックスファスト
パラダイムアイアンのラインアップは3つ。ノーマルモデルでアベレージゴルファーはほぼカバーできるということだが、そこからこぼれる人もいる。
だが心配は無用。シャフトチェンジなどを含め、3つのモデルを駆使したバリエーションで、すべてのアマチュアをカバーできるほど守備範囲は広がる。
石井 「適正については冒頭でも触れたように、基本的に多くのゴルファーはノーマルモデルでおさまると思います。
アベレージゴルファーはプロのように打ち込んだりボールを押し込むのではなく、ちょっとすくい上げるような打ち方になります。その点パラダイムはフェースの下部で打っても初速が落ちずにボールも上がってくれますから、ミスがミスに見えません。
打感も柔らかいので打っている本人もミスと感じないかもしれないくらいのレベルです。
アベレージゴルファーがスコアを良くしたり、ゴルフ場で笑顔になるには、ちょっと薄めの当たりでもグリーンに乗る方がいい。ゴルファーを助ける役目をアイアンに負わせているので、それは素直に享受すべきでしょう。
また、シャフトを替えることでシニア層でも使えます。ただ、もうちょっと軽いものやシャープ感が欲しい人も一定数いると思いますが、そんな人にはマックスファストが用意されています。
マックスファストに重いシャフトを入れるとロフトが立ちすぎてボールが浮ききらないと思いますが、ヘッドスピードが低速帯の人が、ちょっと上がりやすシャフトにするのはアリだと思います」
古くからの愛用者が最新テクノロジーを享受できるX
石井 「今回はパラダイムXがエクスクルーシブになっています。これは僕の推測ですが、通常販売にするか悩ましいところだったと思います。
でも、古くからのキャロウェイ愛用者もいます。そういう人たちに対しても最新テクノロジーのパラダイムを用意したところがキャロウェイのゴルファーに対する愛なんでしょうね。
決して見捨てない。実際、グースネックでゴルフを覚えた人もいます。ちょっとトップブレードが厚くボテッとしている感じはビッグバーサを彷彿させるところもあって、それでゴルフを覚えた人にはうってつけです。
ざっくりまとめると、とっかかりはノーマルモデルのシャフトバリエーションから。グースネックじゃないとダメならX、シャープさが欲しければマックスファストというセレクトになります。」
石井 「キャロウェイのアイアンはすごく品番が多くて、どれを選んだらいいのか問題になりがちですが、逆に言えばそれだけ個々のゴルフに向き合おうとしているわけで、そうしようと思ったら種類がないとまかなえません。
それができる体力もパワーもあるから世界を股にかけるリーディングカンパニーなんでしょうね。
すでにパラダイムのドライバーで多くのプロが勝っていますが、ドライバーが良ければアイアンが悪いはずがないんです」
試打・解説:石井良介(ビッグ・スポーツ)
1981年生まれ。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。
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