日本アマや日刊アマはハンディキャップが必要

上手くなりたければ、競技ゴルフに出たらいいよ」なんてアドバイスを受けたことありませんか?確かに、競技に出ようと思うと練習にも身が入ります。また、一つ一つのプレーにも真剣に取り組むようになるし、独特な緊張感の中でプレーをすることで、ゴルファーとしての成長にも繋がります。

「でも、競技となるとそう簡単に出場できないのでは?」と思われる人も多いのではないでしょうか。

その通り、「ハンディキャップがいくつ以下じゃないとダメ」といったハードルの高い大会もあります。アマチュア最高峰の戦い「日本アマチュア選手権」はもちろんのこと、わりと一般的に知られている「日刊アマゴルフ」は、JGA/USGAハンディキャップインデックス14.9、またはクラブハンディ14まで。「毎日杯アマチュアゴルフ選手権」も同18.4以内という規定があります。

そもそもハンディキャップ自体が、どこかのコースの会員にならないと取得できないわけですからね。現在は、会員にならなくてもハンディキャップ認定が受けられる「ハンディキャップインデックス」制度が導入されていますが、これとて誰でも簡単に取れるというものではありません。

「全日本アマチュアゴルファーズ選手権」は90前後で出場できる

そんな中で比較的緩めなのが、「全日本アマチュアゴルファーズ選手権」です。以前は、「全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権」という名称だったこの大会。出場資格は、アマチュアであること以外に「ハンディキャップ20.0程度以上が望ましい」というようにわりとフワッとしたもの。証明書も必要なく、+20なので、92以下でラウンドできる自信があれば出場できるということです。

大会は、東日本A地区、東日本B地区、中部日本地区、西日本地区に分かれて行われ、まずそれぞれのブロックで予選上位に入った選手が地区大会に進出。そこで上位に入れば全日本の舞台に立てる(今年度は180人弱が全日本に出場)という仕組みになっています。

東日本地区だけでも予選会場が20カ所以上設けられており、予選突破は難しいにしても、出場に関してのハードルはそれほど高くありません。しかもこの大会、シニア(55歳以上)、ミッドシニア(65歳以上)、グランドシニア(70歳以上)と、年齢別のカテゴリーも設けられているのでシニアにとってもやさしくなっています。出るだけでも貴重な体験になると思いますよ。

アマチュア競技に多いダブルス戦、チーム戦もオススメ

いやいやそれすらもハードルが高いというゴルファーには、ごく一般的なアマチュアゴルファーを対象にしたスクラッチ戦もあるのでご安心を。ガチガチの真剣勝負ではありませんが、知らない人とのスクラッチ勝負はそれなりに緊張します。

また、このような大会ではシングル戦だけでなく、ダブルス戦やチーム戦(1チーム4人)などが行われることも多く、「1人では怖くて出場できない」という人でも気軽に出られるようになっています。

競技方法も、ベストショット(ナイスショットを繋いでラウンドする)、スクランブル(チームのベストショットをチームボールとして、そこからまた全員打ってベストなボールをチームボールとして打つというやり方を、ホールアウトまで続ける)など、1人に負担がかからないようになっています。

その他にどんな大会があるの?

その前に、他流試合を経験しておきたいというのなら、ゴルフ場やゴルフメーカーのオープンコンペに参加するという手もあります。競技会との違いは、コンペ同様ハンディキャップで順位が決まることですが、知らない人の中でプレーをするという点では、いつものラウンドと全く違ってきます。

ネットで検索するといろいろな大会の募集情報が出てくるので、まずは「これならいけそう」という大会を選んでみてください。

なお、先ほどもいったように出場資格に制限がない大会がほとんど。一応100ギリ辺りがひとつの目安にしたいところですが、仮に大叩きをしたとしても、プレーをスピーディーに行うなど人に迷惑をかけないようにしなければ大丈夫!不安がらずにチャレンジしてください。

文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)

1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。

ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。