“LIVゴルフに行っちゃった選手”でも、ライダーカップに出場できるの？
ブルックス・ケプカがライダーカップのキャプテンと練習ラウンド
7月20日（木）から23日（日）にイングランドのロイヤルリバプールで開催される全英オープン。開幕前の練習ラウンド期間で話題になっているのが、LIVゴルフのブルックス・ケプカと、今年9月29日(金)から10月1日(日)までイタリアで開催されるライダー・カップの米国チームキャプテンであるザック・ジョンソンが練習ラウンドを一緒に行ったこと。 ラウンド中はどんな会話を交わしたのだろうか？
写真／R&A Official
ケプカが米国チームに入る可能性はあるのか
ライダーカップは2年に1回開催される米国チームと欧州チームの対抗戦。米国チームの代表はライダーカップポイントランキングかキャプテンの推薦によって決定する。ライダーカップポイントはPGAツアーの試合と4大メジャーに限られるが、ケプカはマスターズ2位、全米プロゴルフ選手権優勝など、メジャーだけで多くのポイントを獲得しており現在ポイントランキング3位につけている。
ライダーカップの出場選手は例年ポイントランキング6位まで自動的に出場決定。さらに6人がキャプテンピックによって選ばれるが、ポイントランキング上位選手が選ばれることが多い。ケプカは全英オープンでも好成績を残せば、出場の可能性はかなり高くなる。
キャプテンから米国チームについての相談を受けた？
17日（月）の練習ラウンドでザック・ジョンソンと一緒にラウンドしたケプカ。たまたま一緒になったと話すが、ラウンド中はチームについても色々と話をしたそうだ。
公式会見でライダーカップについて話をしたかを聞かれたケプカは、「楽しかった。何が起こっているのか、チームがどうなっているのか。ちょっと面白かったよ」とストレートに語った。さらに詳細を聞かれ、「彼（ザック・ジョンソン）の考え方や、彼がやらなければならないことのすべてを聞くことができた。PGA・オブ・アメリカは、彼のためにそれを緩和してくれる本当にいい仕事をしてくれるし、そのための準備や、チームが何をしようとしているのか、どこに行こうとしているのか、選手のシャッフルや舞台裏の統計のようなものについても少し話してくれた。それを聞くだけでも、とても興味深い」と語った。
昨年はLIVゴルフの選手にライダー・カップへの出場の可能性はないと思われていたが、ケプカのメジャーでの活躍によりLIVゴルフ選手のライダーカップ出場が現実的になってきている。
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