どうやってもスライスが直らない！ゴルファーを悩ますスライスを無理やり矯正する方法
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
スライスに悩んでいるアマチュアゴルファーは多いと思います。いろいろ試してみても、なかなか直せないですよね。私もゴルフを始めてから数年はスライスに悩んでいましたが、現在はドローボールを打っています。どうすればスライスを直せるのかを考えてみました！
ラウンド中だけスライスになる理由は？
多くのアマチュアゴルファーがスライスに悩んでいると思います。
飛距離が出やすいドローボールを打ちたいと考えているのに、フェードでもなく、実際は曲がりの大きいスライスばかりと悩んでいる方が多いのではないでしょうか。私も現在はドローボールを打っていますが、ゴルフを始めてから数年はスライスに悩んでいました。
スライスの原因で考えられるのは…
（1）練習場では真っ直ぐ打てるのに、ラウンドだとスライスばかりのケース
（2）練習場でもスライスばかりのケース
（2）の場合であればスイングを直すしかありませんが、（1）のラウンド中だけスライスの場合は悩みが余計深くなります。
（1）ラウンド中だけスライスの場合
アドレスのチェックと傾斜からの打ち方を確認してみましょう！
アマチュアゴルファーにとって、ラウンド中にターゲットラインに対して真っ直ぐアドレスするのは結構難しいことです。ターゲットラインに対し、肩、腰、足を平行に構えなければならないのですが、右肩が前に出てしまう方が多く、そのためにスライスになっている人をよく見かけます。競技ゴルフでない時は、同伴者にアドレスの向きをチェックしてもらうといいと思います。
また、ゴルフコースには練習場と違い平らな場所はほとんどありません。つま先下がりや左足下がりの傾斜ではスライスが出やすい傾向にあります。平らに見えるティーグラウンドにも傾斜がありますので、その影響でスライスが出ていることもあります。
ラウンド中のスライスはスイングの問題ではなく、アドレスや傾斜の影響の場合もあります。その時にスイングを変えてしまうと、余計におかしくなってしまいますので、注意してください。
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インドアレッスンでスライスしか出ない原因を見つける！
それでは、スイングによってスライスしか出ない理由を考えてみたいと思います。
トラックマン等の弾道計測器が進化したことで、ボールの打ち出し方向と曲がる方向については「Dプレーン理論」が登場しました。Dプレーン理論では、ボールの打ち出し方向はほぼフェースの向いた方向で決まります。
【フェースの向いた方向で打ち出し方向が決まる割合】
● ドライバーが約85％
● アイアンが約75％
※残りはスイング軌道が影響
フェースの向きとスイング軌道がズレるとボールが曲がります。フェースの向きに対し、スイング軌道が左にズレてしまうとスライスになります。
Dプレーン理論に基づいて、ご自身のスライスの原因を見つけるためには、トラックマン等の弾道計測器を使ってインパクト時のフェースの向きとスイング軌道を確認する必要があります。
毎回同じ数字にはなりませんが、スライスばかりということは一定の傾向が見つかるはずです。データに基づいて、レッスンプロに「フェースの向きとスイング軌道を修正するレッスン」を受けていただくのが最も簡単な方法です。
アマチュアゴルファーに一番多いケースは、ターゲットラインに対しフェースが開いていて、スイング軌道もアウトサイドインだと思います。インサイドアウトのスイング軌道に修正するには時間がかかりますが、アドレス時にフェースをいつもより閉じて構えるだけでもスライスの幅を抑制することができます。
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