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ティショットはよく飛んでフェアウェイのド真ん中!でもセカンドショットはチョロ…その原因と対策

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2023/10/05 ゴルフサプリ編集部

ゴルフ

ドライバーの飛距離は出るのでティーイングエリアでは4番バッターですが、セカンドショットはミスばかり…。ゴルフのラウンド中によく見かける光景だと思います。今回は、スイングの再現性の低さ以外の要因として、セカンドショットをミスするワケとその対策について考えます。

絶好の位置からのセカンドショットはミス…ラウンド中にこんな経験はありませんか?

ラウンドしている時に、こんな経験をしたことがありませんか?

ティショットはナイスショットでフェアウェイのど真ん中!でも、絶好の位置からのセカンドショットはチョロ…。ホールアウトしてみると、ボギーはいいほうで悪ければダボ。同伴者からは「ティショットが良かったのに、もったいなかったですね…」と声をかけられます。

私はそんな経験を本当にたくさんしました。ティショットの飛距離が出るほうなので、セカンドショットは同伴者よりも短い番手でグリーンを狙うことができます。先に打った同伴者たちは長い番手を持って、簡単にパーオンさせていました。最後に打つ自分はミスショットをしてパーオンできず、終わってみればスコアも同伴者より悪いという苦々しい経験です。

同伴者よりも短い番手でセカンドショットを打っているので、ミスショットによるメンタルへの悪影響が余計に大きくなります。これが何ホールも続くと、ラウンド中もネガティブな感情に支配され、スコアもどんどん悪くなるという悪循環に陥ってしまうのです

こんな経験をすることは以前より減りましたが、今でもたまにあります。自分に言い聞かせるためにも、セカンドショットのミスの原因と対策を書いていきます。

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セカンドショットのミスはなぜ起こるのか?

セカンドショットのミスの原因は、スイングの再現性の低さによるものも当然あります。スイングの再現性を高めるためには練習が一番、という単純な結論になります。ですので、今回はスイングの再現性の低さ以外の理由を考えてみたいと思います。

スイングの再現性の低さ以外に、セカンドショットのミスの原因は、メンタルとコースマネジメントにあると考えています。

まず、メンタルの観点では下記のような過剰な期待が影響していると考えられます。

● ティショットがナイスショットだったので、セカンドショットもナイスショットを期待する
● ティショットが良かったので、パーでホールアウトすることを勝手に期待する
● 同伴者が先にパーオンさせているので、後から打つ自分に同伴者よりも良い結果を期待する

同じ組の中で最後に打つことになるので、余計なことを考える時間があります。自分自身への過剰な期待により、セカンドショットの準備よりも結果ばかりを考えることで、無駄な力みが生じてミスショットにつながっていると考えられます。

コースマネジメントの観点からは、ティショットをドライバーでとりあえず飛ばすことが正解だったのでしょうか?

● 右ドッグレッグのミドルホールで、最短距離を狙ったばかりにセカンドショットの状況が悪化
● 距離が短めのミドルホールで、飛んだはいいが苦手な距離が残ってしまった

例えば、右ドッグレッグのミドルホールで、最短距離を狙って右のフェアウェイを狙っていませんか?確かに最短距離かもしれませんが、セカンドショットで右の木や林が視界に入り、余計なプレッシャーが増えているケースが多いと思います。

距離が短めのミドルホールでは、ドライバーで飛距離を稼いでもセカンドショットで自分の苦手な距離が残ってしまっては、ミスショットの可能性を高めることになります。ラフから打つよりは、多少距離が残ってもフェアウェイからセカンドショットを打ったほうがミスショットの可能性は低くなります。

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