リュックでゴルフは非常識?高級ブランドでもダメ!?支配人に呼び止められて小さな声で注意された話
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第92回
ボストンバッグは和製英語!原則を知れば自由でいいのだ!
「ゴルフは、とにかくボストンバッグ!」という合言葉があります。底が長方形で、持ち手が2つある旅行かばんがボストンバッグで、ボストンの学生が重い辞書や資料を運ぶときに使っていたのが語源という説が有力です。
「ゴルフ以外では、ボストンバッグって使いませんよね?」と聞かれたことがありますが、旅行かばんですから、実は色々と活躍しています。そして、このボストンバッグというのは和製英語で、日本だけで使われています。
昭和50(1975)年前後に部活学生の間で大ブームになった「マジソンスクエアガーデン」のバッグが、ボストンバッグの始まりです。ほぼ同じ頃、スポーツメーカーがキャディバッグ、ヘッドカバー、シューズと着替えを持ち歩くバッグを同じ素材で、同じデザインで3点セットで売ろうと考えたのです。
瞬く間に3点セットが一流のキャディバッグの証になりました。セットになっている旅行かばんをボストンバッグと呼ぶようになったのも、この頃だったのです。
最後に
ボストンバッグの真実を知れば、伝統と呼ぶのにはあまりに拙い歴史だと理解できます。ボストンバッグがゴルフの王道、ではないのです。
「狭いロッカーにも入る旅行かばんであれば、なんでもOKだよ」とアドバイスしています。長方形の底と2個の持ち手という原則を守れば、選択肢は無限にあります。安いものも高級なものもあります。
お気に入りのボストンバッグを僕は持っています。何の迷いもなく、それを使ってゴルフに行きます。当たり前ですけれど、信頼できるお気に入りがあることはゴルファーとして幸せなことなのです。
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ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作...
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
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