クロスバンカーには「長・中・短」3つの距離を打てる番手を持って入ろう
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-13
クロスバンカーからのショットを最良の結果に導くためには、いくつかのポイントを押さえる必要がある。今回は、クロスバンカーから脱出するだけでなく、次打をより良い位置から打つためのアドバイスをお届けする。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第13弾記事です。
写真/相田克己
「バンカーからの脱出=サンドウェッジ」とは限らない
(1)クロスバンカーからショットを打つ場合の最優先事項は出すこと。
(2)2番目に大事なのはライ的にも角度的にも、グリーンに向かって次打が打ちやすいエリアに運ぶこと。
(3)3番目になるべくグリーンに近づけること。レベルが上がってくれば2番目と3番目を同時に満たすようなショットが打てるようになります。
100切りを目指す方の場合まずは脱出。でも「バンカー=サンドウェッジ」と考えて真ヨコに出せばいいというものでもありません。バンカーでもボールのライが良く、グリーン方向に開けている状況ならその方向に打つ判断もありです。
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長・中・短、3つの距離を打てる番手を持ってボールのところへ
ただし、打つ方向がどうなっているかを確認しておくことが大前提。ボールのところに行く前に、遠目から打っていく方向を見ておき、長・中・短、3つの距離を打てる番手を持ってボールのところに向かいましょう。例えばこの状況では5番ウッド、7番アイアン、ピッチングウェッジの3本を持ちます。
ボールのところに行ったらライを見る。少しでも砂に沈んでいたら5番ウッドは使えません。7番アイアンは使えますが、ミスのリスクがあるので距離は欲張れない。ピッチングで近場のフェアウェイに運ぶのが最も安全です。
ここではボールのライに問題はありませんが、なるべくグリーンに近づけようとすると2つのバンカーを越さなければなりません。やや左足上がりでボールが上がりやすいライですが、そのぶん距離は出しづらい。ミスしたらまたバンカーになるリスクもあります。
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