オマケの楽しさを知ったら、冬ゴルフはやめられない!プレー料金だけじゃないお得なヨロコビとは?
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第95回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
写真提供/篠原嗣典
十人十色の冬ゴルフ!ゴルフはオールシーズン楽しめる
夏が過ぎて秋になって、食の秋だとか芸術の秋だとか浮かれていると、あっという間に冬になります。ゴルフシーンでも意識・無意識に関係なく、季節に敏感に色々な変化が起きます。
先日、素敵女子ゴルファーと話をしていたら、こんなふうに言っていました。
「寒いのは苦手ですけど、これからの季節は重ね着ができる。秋冬のコーデのほうがおしゃれがたくさんできるので、て楽しみです」
彼女のクローゼットには、秋冬のゴルフウェアが出番を待っているということでした。
別の日に、若い男性ゴルファーが話をしてくれました。
「去年からウィンタースポーツを卒業して、冬はゴルフって決めたんですよ。プレー代とか滅茶苦茶安くなるし、コースは空いているし、みんなでワイワイ楽しめるし、冬ゴルフは”サイクゥー”っス」
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年中ゴルフをプレーしたいのは山々だけど、寒いのでちょっと…なんて冬季のプレーを敬遠しがちなゴルファーも多いはず。 しか...
令和のゴルフブームで頼もしいゴルファーが増えていることは、本当にうれしいことです。というのは、僕の周辺のオールドゴルファーの何割かは、こんなふうに話しているからです。
「そろそろゴルフはお休みだね。寒いし芝生は茶色だし、いいことないからね。春になったら復活するので、よろしくね」
冬ゴルフはしない、という人は昔から一定数います。雪国はゴルフコースがクローズになるので、やりたくともできない、という事情がありますが、自らクラブを封印して、カレンダーに予定を書き込むような感じで冬の期間はゴルフをしないのです。
僕も高齢になってきたので、そういう人たちをうらやましいと思います。健康のことだけを考えれば、真冬のゴルフは心臓などによくないという説もあるからです。でも、僕は寒くとも、危険でも、芝生が休眠していてもゴルフをやめようなんて1ミリも思えないのです。やめたくとも、全くやめられません。
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冬ゴルフの準備はできていますか?ゴルフの衣替えは楽しめるのです
「そろそろ、冬のキャディバッグの出番だね」
紅葉が始まった山を見ながら、先輩ゴルファーが呟きました。春、夏、秋の3シーズンは、帆布地のキャディバッグ。冬だけはご自慢のスエード地のキャディバッグを使うのが、先輩の流儀です。
キャディバッグの衣替えは、一般的ではありません。僕もしませんが、オシャレなゴルファーの間では当たり前だったりします。でも、中身は衣替えします。
一番わかりやすいのは、ティペックです。春夏秋の3シーズンは普通のティですが、冬は地面が凍ることがあるので刺さないで使える置きティを使います。防寒用の手袋が何種類か入りますし、予備の使い切りカイロを入れたり、防寒のアイテムがキャディバッグの色々なポケットを埋めていくのは楽しいのです。
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ひと昔前までは、ウッドのヘッドカバーを冬用のものにしました。防寒の手袋としても使えるヘッドカバーが2個あると、左右の手を温められるので重宝したからです。現在はお気に入りの防寒手袋があるのでヘッドカバータイプは使用していませんが、そういうアイテムもあるとオススメはしています。
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