思い切り振り切る? コントロールする? 練習場での打ち方、あなたはどっち?
いつも90台。それなら練習の考え方をちょっと変えてみませんか
打ちっ放し練習場に来ているたくさんのアマチュアゴルファーを見ていると、皆さん気持ちよさそうにフルスイングしています。でも、そのフルスイングがショットの不安定さを招いているかもしれません。
ほとんどのアマチュアゴルファーは飛距離アップよりも、ショットの安定性を願ってる
(1)「ショットのバラつきをなくしたいんです…」
(2)「右や左に曲がるのを抑えたいんです…」
(3)「とにかくショットを安定させたいんです…」
レッスンの現場でアマチュアゴルファーからよく相談を受けるのが、この3つです。
もっと飛ばしたい…という声もありますがそれは少数で、前記した3つがほとんどです。要するにみんな、狙った所、思った所へ打ちたいということ。ゴルフがターゲットゲームである以上、そう思うのは至極当然でしょう。
飛距離を稼ぎたいドライバーショットもグリーンを狙うアイアンショットも、ベタピンに付けたいウェッジショットも、方向性を重視したいのなら、力任せにボールを叩くスイングはご法度です。100切りを目指すレベルの人やたまに100切りできるレベルの人は、そもそもアウトサイド・イン軌道でスイングする人が多く見られます。このタイプが力任せにボールを叩くと、より一層スイング軌道が悪くなり、ショットが曲がるだけでなく、いろいろなミスに見舞われがちです。
カラダの側面を縮ませながらダウンスイング!スウェーせずにビハインド・ザ・ボールで打てるようになります
100切り願望の強いアベレージゴルファーの問題点を重田栄作プロが2回に渡って解決します。その第2回目はスウェーについて。ス...
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