難易度マシマシ!冬の凍ったグリーンにどう対応する?余計な1打を減らすポイント
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
凍ったグリーンのラウンドで、いいスコアを目指していませんか?いつもより難しいコンディションなので、まずはスコアのハードルを下げることから始めましょう。凍ったグリーンのラウンドで、少しでもスコアを守る方法をまとめてみました。
まずはスコアのハードルを下げる!
みなさんは、冬でもラウンドに行きますか?私は冬の間も週1回程度はラウンドするようにしています。ラウンド感覚を失わないようにするためと、難しい冬芝で練習して春からのゴルフシーズンに備えるためです。
日によるものの、この時期の早朝は氷点下、グリーンが凍っていることがよくあります。ゴルフ場によっては凍結防止のためにグリーンにシートを掛けているところがありますが、全てのホールには掛けられていなかったり、シートのサイズが小さくてピンの周りだったり、さまざまです。
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実際にラウンドしてみないと、グリーンがどの程度凍っているかわかりません。みなさんも経験していると思いますが、凍ったグリーンに直接ボールが落ちると、硬そうな「コーン」という音とともに、ボールが跳ねて転がっていってしまいます。凍ったグリーンはお昼頃には溶けてくるので、その時々の状態に合ったショットの選択が求められ、いつも以上にラウンドの難易度が高くなります。
ゴルフ場のあるエリアの早朝の気温が氷点下になる予報の場合、グリーンが凍っていることを考慮し、まずはその日のスコアのハードルを下げることが重要だと思います。特に前半は気温もグリーンコンディションの変化も激しいので、「良いスコアでラウンドできたらラッキー!」くらいの気持ちでラウンドすることがオススメです。
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グリーンの状態が変化するので、同伴者のショットを見る!
凍ったグリーンでのラウンド時は同伴者のショットをいつも以上によく見て、情報を集めることもオススメです。全てのグリーンが同じように凍っていればいいのですが、シートがかかっているところとかかっていないところではグリーン面の硬さが違いますし、気温が上がってくればグリーンが溶けて軟らかくなってきます。
同伴者が先にグリーンを狙うようであれば、そのショットを見てグリーン面の情報を集める必要があります。
<ボールが直接グリーン面に落ちた時の確認ポイント>
● 硬い音とともに跳ねたのか
● いつものようにボールが止まったのか
それがわかれば、直接グリーンを狙うのか、それとも手前から狙うのかの判断ができます。他の人のボールがグリーン上に止まっても、違う場所にボールを落とすと跳ねてしまうことはよくあるので、その時は仕方がないとあきらめましょう。
パッティングの転がりも、凍ったグリーンが溶け始めると乾くまで一時的に遅くなります。同伴者のパッティングがショートし始めたら、いつもよりタッチを強めにするなどの対応も必要になります。同伴者のショットとパットをいつもよりよく観察して情報を集めると、余計な1打を減らすことができるかもしれません。
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